第39話

第4話 薄暗い森の中で
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2025/08/31 04:35 更新
寧々side


草薙寧々
草薙寧々
ん、あ...れ?
草薙寧々
草薙寧々
ここ...どこ?


気づけば見慣れない場所...森の中にいた


草薙寧々
草薙寧々
た、確か...急にスマホが光って...


あの時、周りにはわたしのほかに類たちがいた
が、今、周りには誰もいない...
それにあの光はセカイに行くときの光に似ていた


草薙寧々
草薙寧々
もしかして...ここ、セカイ?


わたしたち...ワンダーランズ×ショウタイムのセカイとは
全く違う雰囲気で少し怖い
のに...
ここに来たことがあるような...
そんな不思議な感じがする


草薙寧々
草薙寧々
お、お〜い!誰か〜!
 

できるだけ大きな声で呼んでみたが、
聞こえてくるのは木々が擦れる音だけ
ここら辺にはわたし以外誰もいないのだろう


草薙寧々
草薙寧々
(怖い...けど)
草薙寧々
草薙寧々
少し移動してみよう



数十分後
草薙寧々
草薙寧々
歩いても歩いてもずっと森...
草薙寧々
草薙寧々
どうなってんの?


あれからしばらく歩いていたが、人の気配は相変わらず、
ずっと無いままだった


草薙寧々
草薙寧々
どうしよう...


途方に暮れていると、目の前に人がいることに気づいた
それも見慣れた“あの人”の後ろ姿だった


タッタッタッ


走ってその人のすぐ後ろまで行き、話しかけた






















草薙寧々
草薙寧々
“白石さん!”





白石杏
白石杏
……





草薙寧々
草薙寧々
草薙寧々
草薙寧々
(おかしい……)



後ろから声をかけたが、返事をするどころか、
振り返ってすらくれない
いつもの彼女なら…




白石杏
白石杏
あ!草薙さん!
白石杏
白石杏
良かったぁ〜知ってる人がいて!




いつも元気でわたしにもとても優しい
白石さんが無視をするとは思えない


草薙寧々
草薙寧々
(もしかしたら聞こえなかっただけかも…)



そう思うことにして、もう一度声をかけた
今度は肩を叩いて













いや...叩こうとした












ドーン


草薙寧々
草薙寧々
カハッ
草薙寧々
草薙寧々
??!!
草薙寧々
草薙寧々
(なに?なにが…起こったの?)


気づけばわたしは近くの木に背中からぶつかっていた
いきなりで状況が理解できなかった
こんな状況でも白石さんはこちらを気にかけるどころか
こちらを見てすらいない
あの人は…


草薙寧々
草薙寧々
(わたしの知ってる白石さんじゃない)


草薙寧々
草薙寧々
ッ!
草薙寧々
草薙寧々
白石さんッッ!!


それでも、どうもこの状況が信じられなくて
もう1回声をかけた
すると、白石さんはこちらを振り返った


シャクヤク
シャクヤク
……


が……
その目は怒りを宿していた


草薙寧々
草薙寧々
ッ!


白石さんのあまりの変わりように声が出なかった
すると白石さんがこちらに近づいてきた


草薙寧々
草薙寧々
ッッ


もう一度さっきのようなことが起これば
今度は助からないかもしれない


草薙寧々
草薙寧々
(死ッ...)






神代類
神代類
寧々!!







草薙寧々
草薙寧々
あ……る、い……


類がわたしの前に来て庇うように立ってくれた
いつもと少し雰囲気が違う……けど
その背中はとても安心するものだった


神代類
神代類
『サイバーパンクデッドボーイ』


シャクヤク
シャクヤク
うッ……あぁッッ!!!


類が何かしたのか白石さんが突然苦しみ始めた


神代類
神代類
寧々!逃げよう!
草薙寧々
草薙寧々
う、うん!


わたしは類に手を引かれてその場から去った
後ろに今も苦しみ続ける白石さんを残して

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