第8話

第六話
30
2025/08/29 22:29 更新
三浦 カンナ
今日…一緒に行くことになった。

髙橋 ユウナ
わかった。


今日はバイバイスロットに行くつもりだった。

ちょうどいい。
確実にアレにさせられる。


髙橋 ユウナ
…早く行くよ。
三浦 カンナ
×印がある…


髙橋 ユウナ
そこの上、立ってみて。何か起こるかも。




っボン




私たちはぬいぐるみになって、UFOキャッチャーの景品にされた。



三浦 カンナ
え!?…なにこれ!!





















マイ
さすが!うまくいったね!!


三浦 カンナ
…!あなたは!!







カエルタマゴ
アラアラー、操縦する人が1人しかいないデミねー。
カエルタマゴ
どっちにつくデミ?




マイ
もっちろん!ユウナちゃん!


















三浦 カンナ
ユウナ…はめたのね!



髙橋 ユウナ
最初にはめたのはそっちじゃない?










三浦 カンナ
…え?



髙橋 ユウナ
私がいじめらているのに、あなたは味方どころか加担しちゃったもんね。
髙橋 ユウナ
親友だったのに。
髙橋 ユウナ
ねぇ、今どんな気持ち?





三浦 カンナ
……ごめんなさい…

三浦 カンナ
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!!!!!!!


三浦 カンナ
私…私!怖かったの!




髙橋 ユウナ
…もうアンタは怖がる必要なんてないの。



三浦 カンナ
へ?



髙橋 ユウナ
だって、カエルタマゴになれるんだから。
髙橋 ユウナ
ゆうろぴあが硬い殻で守ってくれるんだから。
髙橋 ユウナ
みんな同じ存在になれるんだから。






三浦 カンナ
それは……



髙橋 ユウナ
あなたが望んでたこと。





髙橋 ユウナ
守ってもらいたくて、アヤカの方に行った。
人よりできないことが多すぎて、みんなと同じようになりたかった。
髙橋 ユウナ
ずっと…そう思ってたもんね。







三浦 カンナ
ま…待って……






マイ
はい!ユウナちゃん!捕まって!

髙橋 ユウナ
はーい。






私は外に出た。



カエルタマゴ
おおぉー!見事デミ!
カエルタマゴ
じゃあ残ってるその子はゲームオーバーデミ!








そっか。そっか。
ユウナ、助けられなくてごめんね。
不甲斐なくて、ごめんね。



ユウナ、涼しい顔してるね。
何もかも投げ出せて、スッキリしたんだね。
ユウナにとって、その子は『スクイ』になってしまったんだね。




もっと何か手段があったのではないか。
彼女を本当の意味で『救う』ことができたのではないだろうか。










これは私にとって救いなのかな?




















三浦 カンナ
もう…本当に…………



三浦 カンナ
救いって、悪ってなんなの?



マイ
やっと終わったねぇ〜!

マイ
にしても、なんかあの子最後妙な表情してたなー。
マイ
どういう関係だったの?



髙橋 ユウナ
幼稚園の頃からの幼馴染だったけど、
中学でいじめられ始めたら
敵陣営の方に入ったの。

髙橋 ユウナ
いわゆる裏切りってやつ。





マイ
ふぅん。なかなか大変な人生歩んでるよね、君。




髙橋 ユウナ
…そう?

マイ
うんうん。




髙橋 ユウナ
まぁ、まだ2人残ってるから。
髙橋 ユウナ
まだ終わってないから。




























髙橋 ユウナ
ねぇ、ゆうろぴあ。

マイ
なぁに?


髙橋 ユウナ
終わったら…私をカエルタマゴにしてくれるんだよね?






マイ
……もちろんだよ、ユウナちゃん。

マイ
それが君の『スクイ』なら。
こんにちは!
カンナの最後のセリフが気に入った作者のシフォンです!
あのセリフ、構想段階はユウナに言わせるつもりだったのですが、
思ったよりユウナが闇落ちしたので代わりにカンナに言わせました!
この子だけでも番外編を数話つくれそうな勢いww
第二の主人公とでもしておきますか。
ここまでは思いつきやすかったんですけど
残り2人どうしようかな〜と迷い中です。
多分次の更新遅めです。

見てくださりありがとうございました!
次回も楽しみにー!

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