万事屋にて──────────
万事屋のソファで、所在なげに座る碧。隣には布を巻いた『虚朧』。
銀時が差し出したのは、お酒ではなく、毒々しいほどピンク色のいちご牛乳。
はい、回想はいりまーs(((
時は、10年前まで遡る。
碧は金平糖を口に入れた瞬間、瞳がパァッと輝く。
そして一瞬で戻る。
だが、その声には、確かに喜びが詰まっていた。
碧はじっといちご牛乳を見つめる。
おずおずと口をつけ、その甘さに瞳をパッと輝かせる。
そして一瞬で戻る。
銀時は、その様子に過去を重ね、少し呆れた顔で呟いた。
その後、誰も何も言わずに、気まずい沈黙が流れる。
それを破ったのは、碧だった。
そう言い、碧は隣にある《虚朧》に手をそっと添える。
碧は、瞳のハイライトをフッと消し、告げる。
それを見た銀時は、碧の頭を乱暴にかき回す。
それを聞いた碧は少しだけ驚いた表情を見せる。
銀時は、ふっと笑って答える。
そこからは、至極和やかに会話が進み───────
え?な、なんのことカナ〜〜〜???
そうだそうだ!!!
違うもん…ネタ切れじゃ無いもん…(泣)
と、銀時が碧の首にゴミが付いていることに気づいた。
碧の首元に付いたゴミを払おうとして、ふと指先が碧の肌に触れる。
あまりにキメの細かい、吸い付くような肌質に、銀時の脳内に警報が鳴り響く。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。