……あれから、数時間ぐらいはずっとバタバタしてたと思う。
まず初めにネコおじに連絡したんだけども、電話が繋がったと思ったら電話越しでも伝わる気迫で「どこ行ってたんですか!?!?」と大声で尋ねられた。
心配させてしまったことへの罪悪感と、久しぶりに聞く声に安心感を抱きながら、流石に「異世界に行っていた」なんて言えるわけないのでそこは上手いこと誤魔化しといた。
……と、まぁそんな訳で。
……この挨拶も、何だかとても懐かしい。
緊急で行ったこの生放送、同接は50000人を越えた。
こんなに心配してくれていたんだなぁというありがたい気持ちと同時に、とある疑問も浮かぶ。
あの2人も、この生放送を見てくれているのだろうか。
少しの間の後、僕は言った。


















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。