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ガサッ…
猫は俺の足の周りをぐるぐる歩いていた。
そして何処かへ行こうとした。
そう思いついて行くと、猫はまた動き出した。
猫について行けばそこには……
あなたがボロボロになって寝転んでいた。
「高専では術式の練習出来ないから…人気のない所まで来て練習してたの。」
あなたは申し訳なさそうに下を向いた。
ギュッ
そう言い俺は2人に見つけた事を電話した。
あなたは嬉しそうに乗ってきた。
ギュウ
『あなたは力は充分強い。俺でも認めてるんだから。』
そして、またペンダントが一瞬だけ光った。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。