第29話

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2023/08/26 23:22 更新
-Rui
東雲彰人
はようございます
センパ
東雲彰人
…センパイ……?
神代 類
っぅ…、はっ……
東雲彰人
センパイッっしっかりしてください!
神代 類
ッッはっ…っぁ……は、ぁ…っ
夢、か……
そうだよね…
東雲彰人
どうしたんすか、センパイ
神代 類
ぇ……、…ぁ、はは…
何でも無いよ……東雲くん…
東雲彰人
……はぁ…はいそうですか、
なんてなりませんよ
神代 類
……なんで、
東雲彰人
………そんな顔して言われても
まったく信用なりませんよ…
神代 類
……っ
今僕はどんな顔をしているんだろう…?
東雲彰人
……もう一度聞きます。
何があったんですか
……はは、ここまで真剣な顔で聞かれたら
もう、断れないじゃないか………
神代 類
………夢、に、
神代 類
………あの日の、夢を、見て……
神代 類
その、夢自体は、よく見てる、から…
神代 類
だけど……今回、のは………
東雲くんはこちらをじっと見ながら
ゆっくり話しているのに、
しっかり聞いてくれていた
東雲彰人
……オレも、あぁは言いましたけど
無理をさせるようなことは
ぜってぇにしたくねぇんです…。
東雲彰人
だから……
無理に話す必要は無いです
東雲彰人
まぁ今のであらかた想像はついたし
もういいですよ、
神代 類
そっ、か……
話せなくて、ごめんね……
東雲彰人
だから
ガラガラガラッ
白石杏
こんにちは〜!
東雲彰人
ッ〜………杏ー?
もう少し声のトーン落とせって
言ったよなぁ……?💢
白石杏
……それは、そうだけど……
…………いや、ごめん
東雲彰人
はぁ………
神代 類
………
僕、置いてけぼりだなぁ……




でも…
神代 類
…フフッ、
東雲彰人
!神代センパイ…!今
白石杏
………良かった
笑ってくれた────
二人共何故か安心したような顔をしている
白石くんの方は最後[笑ってくれた]以降
聞こえなかったけれど…
神代 類
とても、楽しそうだなと
思ってね…フフフッ
白石杏
!分かっちゃいます…?
神代 類
うん
白石杏
いやぁ……恥ずかしいなぁ……
東雲彰人
で、どうしたんだよ
白石杏
彰人には先に言ったから
知ってるだろうけど
…実は私さっきお墓に、
行ってきたんです、神代先輩
神代 類
…そうなんだね
仲、良かったからねぇ………
白石杏
……今日は瑞希の誕生日なので
たくさん話してきました…
そうか、瑞希の誕生日……
それにしても……とても嬉しそうな顔をするねぇ…
白石杏
そしたら、瑞希のお姉さんに
あって、色々もらったんです
白石杏
あぁ、そうだ…!
瑞希の中学時代
支えてくれてたのって
神代先輩ですよね…?
神代 類
……支える、なんてことは
した覚えはないけど…
でも瑞希の中学時代で
仲が良かったのは
僕だと思うよ
白石杏
……じゃぁやっぱり…
神代 類
白石杏
その、
ほんとは連れてきたかったんですけど
神代先輩の調子もわからないし
予定があったみたいだったので…
白石杏
……瑞希のお姉さんから伝言で
白石杏
…瑞希を支えてくれてありがとう。
ある時からすごく楽しそうになった。
勿論別のこともあるかもしれない。
けれど、あなたがいなかったらきっと
瑞希はあぁはならなかったと思う。
だから、ありがとう
白石杏
って
神代 類
………
東雲彰人
…神代センパイ、
東雲くんが手で顔を拭ってくる
神代 類
ど……して…
東雲彰人
どうしてって……
白石杏
……もしかして気づいてないんですか
神代先輩…?
え、何、が、?
東雲彰人
センパイ、今
泣いてるんですよ
神代 類
ぇ……
自分の頬に触ると確かに湿り気がある
神代 類
……っあれ、どうしてかなぁ…ッ
なんで……っ
神代 類
涙が止まらないんだろう……ッ
ゆうと
HAPPY BIRTHDAY 瑞希ちゃん
ゆうと
絵は3枚描いて
全て駄作なので
はりません((((
ゆうと
東雲くんは、一体何を
言いかけたんだろうね
(意味があると思う人は天才)

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