あなたのカタカナの目の前には
焼き魚に天ぷら 、
白いご飯に味噌汁が置かれてあった 。
あなたのカタカナは割り箸を割るのに苦戦しながら
何とか斜めに割れた箸で天ぷらを掴み
口に放り込む 。
あなたのカタカナが口一杯に頬を膨らませるのを見て
炭治郎は嬉しそうに微笑む 。
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あなたのカタカナがニヤリと炭治郎に向けて
そう微笑むと 、 少しの間を空けて
あなたのカタカナのお腹からぐぅ〜と音が鳴る 。
さっきまでの妖艶な雰囲気とは一変して 、
まるで子供のように駄々こねている 。
炭治郎は今まで見た事の無い
鬼の有様に困惑中 。
炭治郎は地に足をバタバタとさせる
鬼に戸惑いながらも
思わずそう声を掛けてしまう 。
あなたのカタカナはバッと起き上がり 、
両手を上げて嬉しそうに声を上げる 。
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炭治郎は幸せそうに食べ続けるあなたのカタカナを見て
ふと笑みを溢す 。
ホントに動作がいちいち
子供っぽいなこの人 …
炭治郎はあなたのカタカナの口周りに付いていた
米粒をタオルで拭き取る 。
あなたのカタカナは少し驚いたように目を見開いた後 、
視線をふいっと炭治郎から逸らす 。
炭治郎は兄弟の頃の思い出と
あなたのカタカナの姿を重ねて優しく目を細める 。
あなたのカタカナはその後も炭治郎に見守られながら
何処か気まずそうに黙々と食事するのだった 。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。