第4話

心因性発熱(ゑむ氏。)
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2022/09/22 04:11 更新
〖ゑむ氏。視点〗
ゑむ氏。
ゑむ氏。
ん…ん〜!!
携帯のアラームがなって目が覚める。
寝ぼけ眼でアラームを止めてから起きる。
ゑむ氏。
ゑむ氏。
(ふぁー、今日は撮影か…)
支度してはよ行かなと思い立ち上がろうとした瞬間
ゑむ氏。
ゑむ氏。
おっとっ!
いきよいよく立ちあがったせいかふらついて倒れそうになった。慌てて近くの物に掴まる。
ゑむ氏。
ゑむ氏。
(危なっ…!俺まだ寝ぼけとるんか?笑)
いつもならもう目覚めとるはずなんやけどな〜
まだボーッとする頭で洗面所にいって顔を洗って服を着替える。
ゑむ氏。
ゑむ氏。
(何か身体熱い気するな…熱計っとこか…)
体温計を脇に挟んでしばらくするとピピッと体温計が鳴る。
ゑむ氏。
ゑむ氏。
37.2℃…ちょっと高いけどまぁ、大丈夫やろ。
撮影もあるしもう行かな!
ゑむ氏。
ゑむ氏。
行ってきま〜す!
少しフラフラするけど大丈夫!
今度は転ばないように気をつけながら事務所へ向かった。

~事務所~
ゑむ氏。
ゑむ氏。
おはようございま〜す
こたつ
こたつ
おはよ〜!
タロー社長
タロー社長
ゑむ氏。おはようございます!
わかゔぁ
わかゔぁ
おはようございます
アマリザ
アマリザ
ゑむ氏。おはよぉ
永ennのアリス
永ennのアリス
ゑむちおはよぉ
あみか
あみか
おはようございま〜す♡
音羽
音羽
おはよ〜ゑむち♡
事務所に着くとメンバーが勢揃いしていた。
今日も騒がし…元気やなみんなw
その後はメイクして軽くミーティングした後撮影なんやけど何かさっきより身体が熱くなってきた気がする…
ゑむ氏。
ゑむ氏。
(熱、上がってきたんかな…ダルいし)
こたつ
こたつ
じゃあ撮影始めよか〜!
ゑむ氏。
ゑむ氏。
(まぁ、今日はこれで終わりやしいけるやろ…)
アマリザ
アマリザ
(何かゑむ氏。具合悪そう…?)
ゑむ氏。〜?
ゑむ氏。
ゑむ氏。
ん?何や〜?
アマリザ
アマリザ
体調悪い?顔ちょっと赤いけど…
ゑむ氏。
ゑむ氏。
え…?
チーク…やない?
アマリザ
アマリザ
そっか…ならええけど笑
ゑむ氏。
ゑむ氏。
うん笑
俺は大丈夫やで〜
アマリザ
アマリザ
お〜良かった良かったw
危なっ…アマリザにバレるとこやった。
そんな顔赤いんか…?
鏡を見ると確かにいつもよりは赤い気がするし目も少しボーッとしてるような…
ゑむ氏。
ゑむ氏。
(大丈夫…俺は平気や…)
自分に言い聞かせて撮影の準備を始める。
〖アマリザ視点〗

ミーティングの途中からなんやゑむ氏。の様子がおかしいような気がする…
顔赤い気するしボーッとしとる、まぁボーッとしとるのはいつもの事やけど何か気になるんよね…ミーティング終わったらちと聞いてみるか…
アマリザ
アマリザ
ゑむ氏。〜?
ゑむ氏。
ゑむ氏。
ん?何や〜?
俺の声に振り返ったゑむ氏。はやっぱりどことなく目がトロンとしてて顔が赤い、、、
アマリザ
アマリザ
体調悪い?顔ちょっと赤いけど…
ゑむ氏。
ゑむ氏。
え…?
チーク…やない?
一瞬驚いたように目を見開いたけどすぐにいつもの表情に戻った。
アマリザ
アマリザ
そっか…ならええけど笑
チークにしては付けすぎやと思うけどな〜ゑむ氏。普段そんな付けへんやん。
体調悪いの気付いてないか隠してるかのどっちかやけど多分後者よな…今日の撮影近くにおるか…

こたつ
こたつ
じゃあ撮影始めよか〜!
こっちゃんの声で各々準備を始める。ゑむ氏。あんま無理すんなよ…?
〖ゑむ氏。視点〗

撮影が始まって数分、体調はどんどん悪化する一方。
もう立ってるのも結構しんどい…でも今更止められへんし…
ゑむ氏。
ゑむ氏。
(はぁ…久しぶりに体調崩したから結構辛いな…)
みんなの声が遠くから聞こえてくる。すぐそばにいるはずなんに…
これ本気でヤバいかも…
アマリザ
アマリザ
…………
ゑむ氏。
ゑむ氏。
(アマ、リザ……?)
隣にいたアマリザが近付いてきた。
アマリザ
アマリザ
ゑむ氏。辛いんやろ…?俺の身体に寄りかかっててええからもう少し頑張れ…
目線は前を向いたまま俺の耳元で周りに聞こえないように話しかけてきた。
やっぱり、バレとったんか…いつもなら冗談でキモイとか言って逃げたりするけど体力的に限界だった俺は
ゑむ氏。
ゑむ氏。
あり、がと…
アマリザの優しさに甘える事にした。
そのおかげで少しだけ楽になって無事に撮影が終える事が出来た。
わかゔぁ
わかゔぁ
カメラ切ります〜!
わかゔぁがカメラの録画を切った瞬間身体の力が抜けて
ゑむ氏。
ゑむ氏。
あ…
アマリザ
アマリザ
……!ゑむ氏。よく頑張った…
倒れそうなところをアマリザが抱き止めてくれた。
今日ばかりは、アマリザありがとう…
〖アマリザ視点〗

撮影が始まってしばらくしてふと隣にいるゑむ氏。を見ると
ゑむ氏。
ゑむ氏。
………ッ
だいぶ辛そうやな…多分そろそろ限界なんやろ。
でもまだ撮影中、止めることは出来んし…なら今の俺に出来ることは…
アマリザ
アマリザ
…………
ゑむ氏。
ゑむ氏。
???
アマリザ
アマリザ
ゑむ氏。辛いんやろ…?俺の身体に寄りかかっててええからもう少し頑張れ…
ゑむ氏。が寄りかかれるように少し近付く。いつもはキモイとか言って離れたりするけど
ゑむ氏。
ゑむ氏。
あり、がと…
よっぽど限界だったんやろ素直に俺に寄りかかってきた。服越しからでも伝わるゑむ氏。の高い体温。
結構熱いな…いつもは楽しい撮影だけど今日は早く終わってほしいと思った。
その後何とか撮影を終わって
わかゔぁ
わかゔぁ
カメラ切ります〜!
わかゔぁがカメラの録画を切った瞬間
ゑむ氏。
ゑむ氏。
あ…
ゑむ氏。の身体がゆっくりと倒れてく。
アマリザ
アマリザ
……!
慌ててゑむ氏。の身体を抱きとめた。
アマリザ
アマリザ
ゑむ氏。よく頑張った…
ホンマによく頑張った、こんな熱あるんに…
こたつ
こたつ
ゑむ氏!?どしたん!?
タロー社長
タロー社長
ゑむ氏。!?
わかゔぁ
わかゔぁ
え…?大丈夫ですか!?
永ennのアリス
永ennのアリス
ゑむ氏。何があったん!?
あみか
あみか
ゑむ氏。…!
音羽
音羽
うぇ!?ゑむ氏。大丈夫なんか…?
アマリザ
アマリザ
朝から熱あったみたいで…
ゑむ氏。をお姫様抱っこしてソファーに寝かせながらさっきまでの事をみんなに話した。
こたつ
こたつ
そっか…ごめんな気付けんくて…
ゑむ氏。
ゑむ氏。
(フルフル)
力なく首を横に振るゑむ氏。
永ennのアリス
永ennのアリス
まず熱計ろか…ゑむ氏。ちょっと脇失礼するで?
ennちゃんがゑむ氏。に体温計を挟む。
しばらくするとピピッと体温計が鳴った。
永ennのアリス
永ennのアリス
38.7℃…高いな…これは辛いやろ…
タロー社長
タロー社長
とりあえずここじゃ休みたくても休めないだろうから家でゆっくりした方が良いと思うけど…この様子だと帰るのも大変そうだよな…
永ennのアリス
永ennのアリス
そうやね…アタシいてやりたいんやけどこの後別の仕事で行かなアカンのよな…
こたつ
こたつ
俺もこの後別の仕事があるんよ…
タロー社長
タロー社長
俺も別件が…
わかゔぁ
わかゔぁ
俺も学校行かないと…最近撮影とかで行けてなくて単位ヤバくて…
あみか
あみか
あみかもです…
音羽
音羽
俺も音楽関係で外せん用事が…
アマリザ
アマリザ
俺特にこの後用事ないですしゑむ氏。の看病しますよ!
こたつ
こたつ
アマリザありがとな
今日は先帰ってええで。ゑむ氏。の事頼むな。
アマリザ
アマリザ
はい!分かりました。
ゑむ氏。帰ろ。背中乗れるか?
ゑむ氏。
ゑむ氏。
ん…
ゆっくり起きたゑむ氏。が俺の背中に身体を預けてくる。
そのままおんぶする
アマリザ
アマリザ
よいしょ…!それじゃお先に失礼します!
フォーエイト
フォーエイト
お疲れ!(様です)
その後タクシーを拾って病院に行って診てもらったところ「心因性発熱」ってやつらしい。
ストレスから来る発熱やって。初めて知ったわ…薬を貰ってまたタクシーでゑむ氏。の家まで向かう。俺の家でも良かったけど自分の家の方が落ち着くやろ…
ゑむ氏。のバックから家の鍵を拝借して中に入る。
アマリザ
アマリザ
ゑむ氏。〜ベッド寝かせるで〜?
ゑむ氏。
ゑむ氏。
ん、ありがと…
アマリザ
アマリザ
おぅ、薬飲めそうか?
ゑむ氏。
ゑむ氏。
うん…(ゴクッ)
ゑむ氏。に薬を渡すとしっかり飲んでくれた。
アマリザ
アマリザ
よし!ちゃんと飲めたな。
しかし、まだ熱いな…熱さまシートかなんか持ってくるわ。
おでこに手を当てるとまだ熱い。
とりあえず冷やさなと思い熱さまシートを探しに立ち上がろうとすると
ゑむ氏。
ゑむ氏。
嫌や…離れんとって、そばにおってよ…
アマリザ
アマリザ
/////!
手を掴まれていつもより水分の多く含んだ瞳と上目遣いで見られる。それは、反則やろ…///
アマリザ
アマリザ
わ、分かった…///
ゑむ氏。が寝るまでそばにおるから…
ゑむ氏。
ゑむ氏。
俺が寝た後も離れちゃダメ…
アマリザ
アマリザ
おるよ、大丈夫。
やからほら、目閉じて
そう言いながらゑむ氏。の目を手で覆うと
ゑむ氏。
ゑむ氏。
Zzz‥ᐝ
規則正しい寝息が聞こえてきた。
アマリザ
アマリザ
(熱はよ下がりますように…)
ゑむ氏。が寝たのを確認してからゆっくりと手を離して熱さまシートを探す。でも見つからなかったのでお風呂場から風呂桶を借りて水を入れた後タオルを濡らしておでこに置く。
何もしないよりはええやろ…
数分ごとにタオルを濡らしておでこに置いてるとゑむ氏。の表情が少しだけ良くなってきた。
アマリザ
アマリザ
(少し落ち着いてきたかな…?良かった。
何や俺も眠くなってきた…少しだけ寝るか…)
ゑむ氏。おやすみ…
次目が覚めた時は元気なゑむ氏。が見れますように。
そう思いながら目を閉じた。
〖ゑむ氏。視点〗

ゑむ氏。
ゑむ氏。
ん…
どれくらい眠ったんやろ…ふと目が覚めた。
あれ、俺どうしてたんやっけ…あっ、撮影終わりに倒れてアマリザに看病してもらってたんや…
ゑむ氏。
ゑむ氏。
(何か楽になった気する…あれ?)
身体を起こすとおでこから何かが落ちてきた。
濡れたタオル…?ふと横を見ると
アマリザ
アマリザ
Zzz‥ᐝ
ゑむ氏。
ゑむ氏。
(アマリザ…)
俺の右手を握りながらぐっすり眠ってるアマリザ。
ずっと見ててくれてたんや…タオルの濡れ具合からさっきまで起きてたんやな…。
ゑむ氏。
ゑむ氏。
アマリザ…ありがとな
俺はそっとアマリザの暖かくて優しい手を握り返した。

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