いるまといたショッピングモールから二駅先の路地。
ここの角を曲がったところに多分いるまはいるはず........
「おい!なんとか言えよ、!あ?」
そんな怒号が聞こえてきた次の瞬間、
ボコボコにされているいるまの顔が視界に入ってきた。
あぁ、まだ、この感覚消えてなかったんだ、、、、
「?あ、さっきこいつといたあんちゃんじゃねぇか」
「んでここだって分かったんだ?」
不思議がっている3人ほどの不良達と奥で俺のことを制止するいるま。
きっとなんやかんやで頭がよく回るいるまだ。
俺がいなくてもどうにかなる算段はついているのだろう。
けど、
やっぱ、
こんなぼろぼろの“友達”の事、ほっとけるわけないよね、
「今なら見逃してやるから見たもん忘れてどっか行け」
「あ?なんだって?声がちぃさくて聞こえねぇなぁ」
「はぁ?てめぇ口開いたと思ったら、、、俺らにそんな口聞いてもいいと思ってんのか?」
「何笑ってんだよ、」
「はぁっ?!」
今言ったことは煽るために言ったが本心だ。
馬鹿......
と言うか単純なやつはその分動きが読みやすい。
........ほら、ただ右手を握りしめて殴りかかってくるだけ。
こんな奴の攻撃、喰らう方が馬鹿馬鹿しい。
そんなことを思いながら相手の右ストレートを上半身右側に傾けて避け、そのままこちらも右ストレートをお返しした。
此奴は筋トレだけはしてるのか、
はたまたただの脳筋なのか、
筋肉だけは一丁前にあり、一発で落とせなかった。
「ゲッホ、ゲホ」
腹を抑えて苦しそうにむせているのを見て、
鼻に直撃すると痛いよな〜俺だったら絶対に受けないな〜
と思いながら今度は顔面に向かって一発いれた。
案の定此奴はそれだけで気絶した。
やはり相当腹への一撃が効いていたのか、、、
脳震盪などは起きていないだろうと考えたい。
そんなことを考えていると、今度は後ろで見ていた取り巻き二人組のようなものがこちらへ真っ直ぐ殴りかかりにくる。
類は友を呼ぶとはこのことかと言うくらい最初の1人目と同様何も考えずに突っ込んでくる














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!