第4話

頼み
242
2023/01/23 11:30 更新
決闘まであと1ヶ月…
ある日、何気なく雑貨屋でもらったカタログを眺めていた時のことだ。
ステラ
ステラ
リズ先輩はピアスとかつけないんですか?
ステラがそう聞いてきた。確かに、あたしが見ていたページはピアスの特集だ。
リズ
リズ
ピアスか…開けたことないんだよな。
ふと顔を上げてステラを見ると、彼はピアスをつけていた。いつからついていただろうか…?Onlyに入る前はなかったはず…
リズ
リズ
そういや、ステラはいつの間にピアスし始めたんだ?
あたしが聞くと、ステラは笑って言った。
ステラ
ステラ
今まで気付かなかったんですか?Onlyに入ったばかりの時、アル先輩に開けてもらったんです。
今つけてるのも先輩がくれたやつで…
なるほど、アルか。確かにあいつも耳たぶと軟骨のところにピアスをしていたな。
リズ
リズ
まあ、開けてみたさはあるな。カッコいいし。
ステラ
ステラ
アル先輩に言えば、手助けしてくれると思いますよ。
アルならこれから鍛錬でほぼ毎日顔を合わせることになるし、丁度いい。
そう思い、あたしはピアスを開けることを決意した。





翌日
今日からブキ屋「カンブリアームズ」の試射場を借りて鍛錬することになっている。始める前、あたしはアルにピアスのことを話した。
リズ
リズ
ってことなんだけど…もしよければ、開けてもらってもいいか?
アルは少し驚いたような顔をした後、
アル
アル
喜んで。
と微笑みながら言った。
そして、初日から対ハイドラでしごかれた後、アルはあたしを連れていくつかの店を回った。そして、色々見て回った末に、ファーストピアスを選んだ。

アルが耳たぶにつけている物と似た、シンプルなシルバーの丸いピアスだ。
アル
アル
よし…それじゃ、俺の家おいで。そこに色々道具とかあるから。
リズ
リズ
い、家?!
思わず声が出てしまった。いや、今までずっとシェアハウスしてたし今更だけど…何せボーイの家にお邪魔するのはいつになっても緊張するものだ。
アル
アル
この状況じゃどっちの拠点も気まずいでしょ?ほら、行くよ。
言われるがまま、あたしはついて行った。


次回に続く…

プリ小説オーディオドラマ