決闘まであと1ヶ月…
ある日、何気なく雑貨屋でもらったカタログを眺めていた時のことだ。
ステラがそう聞いてきた。確かに、あたしが見ていたページはピアスの特集だ。
ふと顔を上げてステラを見ると、彼はピアスをつけていた。いつからついていただろうか…?Onlyに入る前はなかったはず…
あたしが聞くと、ステラは笑って言った。
なるほど、アルか。確かにあいつも耳たぶと軟骨のところにピアスをしていたな。
アルならこれから鍛錬でほぼ毎日顔を合わせることになるし、丁度いい。
そう思い、あたしはピアスを開けることを決意した。
翌日
今日からブキ屋「カンブリアームズ」の試射場を借りて鍛錬することになっている。始める前、あたしはアルにピアスのことを話した。
アルは少し驚いたような顔をした後、
と微笑みながら言った。
そして、初日から対ハイドラでしごかれた後、アルはあたしを連れていくつかの店を回った。そして、色々見て回った末に、ファーストピアスを選んだ。
アルが耳たぶにつけている物と似た、シンプルなシルバーの丸いピアスだ。
思わず声が出てしまった。いや、今までずっとシェアハウスしてたし今更だけど…何せボーイの家にお邪魔するのはいつになっても緊張するものだ。
言われるがまま、あたしはついて行った。
次回に続く…


















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。