案の定、俺は抱き枕にされた、、
動けないし、それにこんな状況で寝れるか!って話
寝れるわけない
俺はくるっと向きを変えて
悠と真正面になった
あー、かっこよ、
指でつんつん頬をぶっ刺してみたけど全然起きない
俺はしばらく、悠のほっぺで遊んだ
結構夢中になっちゃってw
でも全然眠くならない
離してもくれないし
行動範囲が狭すぎるって、、
ハッと思いついたかのように俺は
そっと、キスをした
ぼーっとしてると微かに変な気配を感じた
待って超怖い
えなに
なんかいる?
さすがにいないだろうけど
やばいやばい怖くなってきた
貞子とかでてきたらどうしよ、、、
なんか、なんか俺の足になんかついた
えなに
えっえ、
マジ無理
虫とかでも無理
焦ってたら、足からなんか
こちら側にのぼってくる感覚、、、
ちらっと布団をめくってみた
クモが俺の足の上にのってた、
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!