あれから夜になり、一日を過ぎようとしていた
ガチャ(ドアの音)
そう言いながら、寝室へ入った
数十分後
このまま横になってもしかたがないと思った私は、念の為に家にバリアを貼ってから、気晴らしに外へ出かけた。
しばらく歩くと、空は星一つも見えないぐら
い闇に包まれ、静まりかえっていた。
いつまで雪に嘘をつかないといけないの?
今は一時的に安全なだけで、
私たちのところにYKPMがまたやってくる
みんなの仇、必ず討たないと
でも倒せるの?
その時は前みたいに倒せる?
私よりも強かったお母さんやお父さんは
殺されちゃったのに
そう堪えながら泣いていると
後ろから心配そうにしてる翔くんが見えた。
私は、思わず目をそらした。
泣いているところを見せたくないし、
嫌いな弱音を吐きそうになったからだ
私が黙っていると、翔くんが話を切り出した
翔くんが少しシュンとしながら言った。
そんな顔されたら、言うしかないじゃん!!
私は翔くんに今まで起きたことを全て伝えた。
私は話していくうちに、また泣き始めていた。
翔くんは優しく声を掛け、私が落ち着くまで待ってくれた。
私が抱え込んでいた悩みが、翔くんのおかげで気持ちが軽くなった。
翔くんにお礼伝えなきゃ!!
星野 翔視点
凛から満面の笑みがこぼれた。
ドキッ












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!