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第20話

1、仲間
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2025/04/08 07:44 更新
18号side



ニキ
まちこ!
りいちょ
まちこり!

彼女の名前を呼んで病院の廊下を走ると、椅子にぐったりと座っている彼女がいた。



つい先程のことだった。

『せんせーがアパートから飛び降りて手術している』


そう、彼女から連絡が来た。

キャメロン
まちこさん……大丈夫?


まちこの隣に座って心配そうに見つめるメロンちゃん。



まちこりーた
……大丈夫、大丈夫だよみんな……wきっと、せんせーは帰ってくるよ……だから、心配しないでよ……w



彼女は俯いていた顔を上げて無理やり作ったような笑顔を見せる。その瞳はもちろん赤く染っているわけで。

18号
ばかっ……!!



気がついたら彼女の肩を思い切り揺さぶっていた。


ニキ
ちょ、じゅうはち……



急いで止めてくるニキニキを振り払ってまちこをじっと見る。


18号
親友が泣いてんのを心配しないなんて出来るわけないでしょ!
まちこりーた
っ……はち



彼女は懐かしい声で私の名前を呼んだ。

本当に何時ぶりだろう。

忘れ去ってしまったくらい、昔のことのように思えるけれど、彼女のことはずっと覚えていたんだ。


まちこりーた
助けて欲しいっ……今は、そばにいて欲しいっ……



彼女は涙を流した。涙を流して私に、いや……私たちに助けを求めた。


そんな彼女を抱きしめてトントンと背中を軽く叩きながら私も言った。



18号
いつでも傍にいるから



どんな時でもそばにいる。


あなたが辛いと感じた時はいつでも助ける。

苦しいと感じた時には、抱きしめてあげる。


私たちは“仲間”でしょ?


だから、もっと頼ってよ。まちこは独りじゃないんだから。





私の肩で泣く彼女をニキニキ達は優しく見守っていた。

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