※R18シーンあり
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(ホンジュン side)
さっき俺に聞いてたじゃん
なんでそんなにカッコイイのかって
俺からしてみれば、あなたちゃんはなんでこんなにも可愛いの?って常に思ってるのに
目をパチパチさせたままフリーズしている姿も可愛くて仕方がない
手を滑らせて背中へ潜り込ませると、思っていた以上に熱がこもっている
服の上からでも十分熱かったけど
でも熱はないんだよね…?
…じゃあもしかして……
恥ずかしいのか、言いづらそうに俺を見るその目は徐々に潤いが増し、心なしか目尻が溶け始めている
いわゆる女性の顔
そんな目で見られたら男はみんな喜んで狂いたくなるのに
それに、さっきから脚をモゾモゾと焦れったく動かしているのも…さては、そういうことか…
彼女の返事を聞いてすぐ、俺たちはどちらからとも無く口付けを交した
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(あなた side)
目に映る美しい光景と、艶かしい熱気に包まれた彼に夢中になっていたら、私はいつの間にか下着だけの姿になっていた
いつ脱がされたんだろう…
気が付かないほどさり気ないその行為は一体どこで覚えたのか
それとも私が彼のことばかり見過ぎていただけなんだろうか
そんなことより、まだ服を着たままの彼が気に食わない
だから早く、私にあなたの全てを見せてほしい…
上に跨った彼から降るキスの雨に打たれながら、Tシャツの裾から手を滑り込ませる
はじめて直接触れた硬い背中が彼をより近くに感じさせた
言いながら背中を撫でるように服を捲ると、お望み通りに邪魔だったそれを剥がしてくれた
その仕草も
獣のような瞳も
バランスのいい肉体も
全てが愛おしい…
この人に抱かれたい…
その肌にもっと触れたくて半ば押し倒すような形で隣へ誘導し、少しだけ覆い被さるように今度は私からたくさんの愛を送る
好きな人に可愛いって言われることがどれだけ嬉しいことか
たまらなくなってギューッとくっついてみた
素肌が触れ合うこの温度が幸せ
彼もギュッと抱きしめて応えてくれる…
あ…
でもそっか、
こんな状況でこんなにくっつけばそりゃそうだよね
太ももにあたる男らしい感触…
本当は今までに気付いたことも何度かあったけど、こうして触れるのははじめてで
キラキラアイドルの彼もやっぱり男なんだと自覚する
ちゃんと私に反応してくれてるとこがだよ、、💞
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(ホンジュン side)
俺の質問には答えずに満足そうに微笑む彼女
でも気付いてないでしょ
さっきからずっと肩の紐が落ちてること
そういうギリギリな感じに男って弱いんだよ
綺麗に彩られたそれを纏った姿もずっと見ていたいけど
中を見れないのもそれはそれで悔しい
いっそ外しちゃおうか…
いや、やっぱり…
簡単にズラせたそこから露になった胸
まだこんなに綺麗なものを隠し持ってたの?
そう言って脚を少し動かした
太ももが擦れる感覚…
てかその動かし方がもうすでにやばいわ…
本物の可愛さを教えてあげようと、再び彼女を見下ろす位置にくる
話す気力なんて与えない
そのつもりで胸に顔を埋めると、甘い吐息をこぼしながらじんわりと溶けてくのがわかった
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(あなた side)
優しく吸い付く唇が柔らかくて、
暖かく撫で回す舌が気持ちいい…
数時間前から我慢していた欲求をこれでもかと満たしてくれる
それもあるからか、前よりかなり敏感になってるかも…
もはや彼が触れるとこ全てが私の敏感なところですらある
自然と身体が小刻みに震え出すほどに、快楽の波はすぐそこまで迫っていた
それに勘づいたのか片手をスっと降ろし、下着の上から優しく撫でたかと思うと、これまたスっと隙間から侵入して来た
言い切ることができないくらいに大きく押し寄せた波
ほんの少し、軽く触れられただけなのに…
私の上で愛おしそうに微笑む彼は、相変わらず全身全霊で愛でる行為を怠らない
彼の唇がどこにも触れてない時間のほうが少ないかも、
快楽の波が去り肩で息をしていると、今度は私自身の中に入り込んでくる
私の制止もよそに、繊細だけど力強く動かされる彼の指先
スポットに触れるたびに…抑えきれない声が…//
もぉ…この音が恥ずかしぃ…
でも止められないよ…
もっと、、そこ、、気持ちいぃ… 、、
快楽と幸せの絶頂で、今度は涙が溢れそうになる
彼からの最大限の愛を浴びながら
私は快楽の波に溺れ
そしてそのまま意識を手放した
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。