第12話

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2025/03/27 04:42 更新
ナギサ
ナギサ
ああ、お客様困りますぅ〜、暴力反たーい
何処でもなく、何処にでもある小さな部屋でナギサは悪魔に詰められていた。
ただ、ナギサはそんな状況にも構わず、得意の営業スマイルを崩さない。
_α@アルファ_
αアルファ
ナギサ。お主のあった情報だと、あそこに“アレ”があると言う事じゃったよなあ
_α@アルファ_
αアルファ
鍵はあった。が、肝心のオルゴールは見つからんでな
ナギサ
ナギサ
すでに買われた後、か誰かが焼け跡から持ち去ったのでは?
ナギサは明らかにめんどくさそうに、指のささくれを見ながら答える。
ナギサ
ナギサ
私は手に入れた情報をお客様に売るだけ
ナギサ
ナギサ
それ以上のことは私にはどうも出来ません
_β@ベータ_
βベータ
……
βはαの目を見つめる。
_α@アルファ_
αアルファ
ハァ……なら探してこい
_α@アルファ_
αアルファ
成果次第で金ならいくらでも出すぞ。βがな
_α@アルファ_
αアルファ
人手が欲しいなら向こうに丁度いいのがいる。好きなだけ使え。
どうせ捨て駒じゃ。減ったならまた調達すれば良いだけじゃしな
ナギサ
ナギサ
太っ腹ですね〜。それじゃあ毎度あり
ナギサは目を輝かせ、部屋から退出した。
_β@ベータ_
βベータ
……
βがαを睨みつける。
_α@アルファ_
αアルファ
そう睨むでない
_β@ベータ_
βベータ
……
βはαの尻をつねる。
_α@アルファ_
αアルファ
千切れる!!
ナギサ
ナギサ
へぇ〜。君らが新しい駒か
フィン
フィン
こ、駒?
ソラ
ソラ
多分あの契約だな
ナギサ
ナギサ
魔人に獣人……それに歪なカタチの死者……
ナギサは未だに状況を飲み込みきれていないフィンを横目に、ブツブツと独り言を続ける。
ナギサ
ナギサ
なるほど、これは使えそうだ
ナギサ
ナギサ
よし、まずは名前を聞かせてくれ
ソラ
ソラ
ソラだ
ルージュ
ルージュ
ルージュだよ
フィン
フィン
えっと、、フィン……
ナギサ
ナギサ
ソラ、ルージュ、フィン。よし覚えた
ナギサ
ナギサ
早速3人には私の手伝いを頼もうか
ソラ
ソラ
危険な仕事か?
ナギサ
ナギサ
安心していい。危険な仕事ではない
ナギサ
ナギサ
とある箱を探して欲しいんだ。詳細は資料にまとめた。
各自で読んでくれ
ナギサは最初にαから依頼を受けた時にまとめた資料の複製を、それぞれ3人に手渡す。
ルージュ
ルージュ
オルゴール?
フィン
フィン
月と星の装飾……へぇ……きっと素敵なんだろうな。
ん?なんだか見覚えが……
ソラ
ソラ
……
ナギサ
ナギサ
ああ、それとルージュ。身の危険を感じたらこの笛を
ルージュ
ルージュ
なにこれ?
ナギサが渡したのは木で作られた縦笛。
フィン
フィン
え。あれは……
ナギサ
ナギサ
強制帰還が可能な代物だ
ナギサ
ナギサ
吹けばこの屋敷に戻れる
ナギサ
ナギサ
一つしか無い貴重な物だ。大切に扱え
ルージュ
ルージュ
へぇ
ルージュが試しにピュウと吹く。
ルージュ
ルージュ
ん?何も起きないよ?
ナギサ
ナギサ
当然だ。専用の曲を吹かなければそれはただの笛
ルージュ
ルージュ
それってどんな曲?
ナギサ
ナギサ
あとで教える
ナギサ
ナギサ
間違った曲を吹かれると厄介だからな。一晩で完璧に吹けるようにしてやるさ
ルージュ
ルージュ
お手柔らかに〜……
疲れたので変なとこで終わる。
みんなは創作する時は土台以外もちゃんと考えて書けよ。
こうなるぞ。

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