あなたの下の名前side
あれから時間が経った
敦くん目覚ましてくれない
私は敦くんの体を揺さぶる
そうこうしてると玄関の方から扉が開く音が
部屋に入られたらバレちゃう
異能を使ったことが
治は部屋に入ろうとする、勿論私はそれを止めようとする
でも、大人の男の力に勝てるはずもなく
私は目を見れなくて俯く
治side
まさか勝手に異能を使うだなんて、思ってもみなかったよ
罪悪感で私の目を見れないあなたの下の名前は俯いたまま何も話さない
私との約束事で異能を使わないという約束は他の禁止事項よりも絶対に破っちゃダメな事
だからあなたの下の名前は余程焦ってるだろう
こちらに歩いてきたあなたの下の名前の頭を私は撫でた
そのまま抱きしめる、あなたの下の名前も少し躊躇っては抱き返してくれた
と、さて、敦くんをどうやって探偵社へ連れていこうか












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!