第5話

005 / メイクさん【ymmt】
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2025/11/15 18:02 更新






















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2人はまだ付き合ってません 。
あなたちゃんはQuizKnockのヘアメイクさんです




























 ymmt




















  僕には好きな人がいる 。





  別にその恋が叶わなくても 、
  その好きな人が幸せならいいかな 。





  なんて 、以前はそう考える人だった





  僕の頭に違う概念を叩き込んできたのは
  ヘアメイクさんのあなたちゃん





  この子だけは僕が幸せにしたい 、そう思った






  こんなことは初めてで
  何をするのにも 、あなたちゃんを目で追っていた





  でも 、あなたちゃんは5つも下
  僕よりかっこいい人なんて世界に沢山いる 。
















『 山本さーん 』















  ヘアメイクの時間が訪れ 、あなたちゃんが僕を呼ぶ

  僕は 、あなたちゃんを独り占めできる
  この時間が大好き

















『 じゃ今日もやっていきますね !! 』





「 お願いしまーす 笑 」
















  鏡越しに道具を片手に 、元気よく話している
  彼女をみて ふいに笑みがこぼれる 。















『 今日もいつも通りで大丈夫ですか? 』





「 うん 、あなたちゃんに任せるよ〜 」





『 了解しました !! 』















  髪の毛をセットしている間は色んな話をする
  だけど 、















『 さっき伊沢さんが飴くれたんですよ ── !! 』




 とか





『 須貝さんってほんとにおもしろいですよね 笑 』






 とか














  彼女から出る名前は僕の仕事仲間の名前ばかり

  こんなにも
  この人たちが憎たらしいと考えたことはなかった 。





  僕だけを見ればいいのに 、
















  そのまま
  世間話をしていると 、話は恋愛の話題へと発展した
















「 えぇあなたちゃん彼氏いないの !? 」





『 はい 、笑
  かれこれ5年もいなくて困ります ( 泣 ) 』





「 そんなしょぼんとしないで 笑 」
「 あ、てか僕こんなこと聞いてセクハラだった !? 」





『 山本さんなら全然大丈夫ですよ 笑 』














  何その 山本さんなら大丈夫 って 、
  勘違いしちゃうよ僕














『 でも勿体ないねぇ〜 』





「 ん?何がですか?」















  クシを片手に
  きょとんとした顔で見つめてくる彼女















『 あなたちゃん 、折角可愛いくていい子なのに
  彼氏がいないなんて勿体ないってことだよ 』





「 えぇそんな 、」
「 逆に山本さんはいないんですか? 」





『 僕はね ─── 』「 待ってください! 」













  そこまで言うと 、止められてしまった
  彼女に何故かと聞くと














「 ただのスタッフがそうゆう話を馴れ馴れしく
  聞くのは良くないかと 、」
あと山本さんの恋愛話は聞きたくないってか 、ゴニョゴニョ

















  あなたちゃんは小さな声で言ったつもりだろうけど
 僕には 、はっきりと聞こえた 。
















「 いや 、やっぱり今のなしで !! 」
















  そんなことを恥ずかしそうに言う彼女
  あなたちゃんって 、ほんと馬鹿だねもう遅いよ

  僕はとっくに君に惚れてるんだから

















『 ね 、あなたちゃん明日空いてる? 』





「 あはい 、空いてます 」





『 んーじゃあデートしよっか !! 』
『 詳細はまたLINEするね 、待ってて 』
















  赤く染まった彼女に言い残し 、
 僕はウキウキでメイク室から出て行った 。























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