第151話

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2026/08/10 15:00 更新
午後。

お昼寝組と元気組で完全に分かれていた。

ジョンウォンはもう限界だったので、あなたに抱っこされたまま先に寝室へ連れて行かれた。

あなたの肩へぴったりくっついたまま、とろとろ目を閉じている。

あなた「ほら、眠かったじゃん」

ジョンウォン「……ん……」

もう返事もほとんど聞こえない。

寝室へ入ると、あなたはゆっくりベッドへ座った。

それでもジョンウォンは離れない。

小さい手であなたの服をぎゅっと握ったまま。

保育園へ通い始めてから、こうして“くっついて確認する”ことが少し増えた。

ちゃんと迎えに来てくれるってわかっていても、やっぱりまだ不安になる時がある。

あなたはそんなジョンウォンの背中を優しく撫でた。

あなた「オンマいるよ」

その声を聞いて安心したみたいに、ジョンウォンの身体から少し力が抜ける。

数分後には、完全に眠っていた。

すぅすぅ小さな寝息。

あなたはその寝顔をしばらく見つめる。

それから、そっと前髪を避けた。

あなた「……頑張ってるね」

小さい声。

本当に毎日頑張っている。

泣きながらでも保育園へ行って、離れるのを我慢して。

たった2歳なのに。

胸あなたの奥がきゅっとなるのを感じながら、軽くジョンウォンのほっぺへキスした。

──リビング。

元気組はまだ遊んでいた。

ジェイとソンフンはレゴ対決中。

どっちが高く積めるか勝負している。

ジェイ「ぼくのほうがたかい!」

ソンフン「まだのびるもん!」

二人とも真剣。

ヒスンはその横で説明書を見ていた。

ヒスン「そこささえたほうがいいよ」

アドバイスも交えて2人の対決を見守っている。

ジェイクはソヌと一緒に絵本を読んでいる。

ニキはその周りを高速ハイハイ。

時々レゴを触ろうとして怒られていた。

ジェイ「ニキだめー!」

ニキ「あぅ!」

全然わかってない。

あなたがリビングへ戻ってくる。

ジェイクが最初に気づいた。

ジェイク「ジョンウォンねた?」

あなた「うん。すぐ寝た」

ソヌが少し安心した顔をする。

ソヌ「よかった」

最近ソヌは、ジョンウォンの変化によく気づくようになっていた。

泣きそうとか、不安そうとか、眠そうとか。

自然に隣へ行ってあげることが多い。

あなたはそんなソヌを見ながら、ふっと笑った。

その時。

「できた!!」

ジェイの大声。

見ると、かなり高いレゴタワーが完成していた。

ジェイは得意げ。

ソンフンも「すごい!」って顔してる。

ヒスンも「たかー!」って拍手していた。

ジェイ「オンマ!ぼくつくった!」

ソンフン「ぼくもやった!」

二人とも誇らしそう。

その顔が可愛くて。

あなたはジェイを抱き寄せる。

ジェイ「うわっ!」

あなた「ジェイすごいじゃん」

そのままぎゅーっと抱きしめる。

ジェイは最初びっくりしたけど、すぐ嬉しそうに笑った。

ジェイ「んぅ〜オンマくすぐったい!」

あなた「頑張ってる顔かわいかった」

ジェイ「えへへ」

褒められるとすぐ嬉しくなる。

単純だけど、そこがまた子どもっぽい。

あなたはさらにジェイのほっぺをむにっと触る。

ジェイ「のびちゃう〜」

ソンフンがその様子を見ながら笑っていた。

すると次の瞬間。

ぐらっ。

高く積み上がっていたレゴが崩れる。

「あ」

全員止まる。

ばらばらばらっ。

綺麗に崩壊。

数秒静寂。

でも次の瞬間。

ジェイとソンフンが同時に笑い出した。

「あははははっ!!」

ヒスンまで笑ってる。

あなたも吹き出した。

さっきまで真剣だったのに、崩れた瞬間もう大笑いできる。

その空気がすごく平和だった。

父と母も少し離れた場所からその様子を見ていた。

母「本当に賑やかね」

父は静かに頷く。

でもその表情は、すごく柔らかかった。

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