第3話

2.
624
2023/12/25 16:44 更新
夜。またベランダに出て煙草を吸う
(なまえ)
あなた
うん、そっか。また仕送りしとくね
(なまえ)
あなた
あ、あと……
お隣さんは電話をしてた
左馬刻
(明日は満月か)
(なまえ)
あなた
うん。じゃあね
電話を切ったらしい後にため息がに聞こえた
(なまえ)
あなた
なんで私が……
すこし気になって話しかけてみた
左馬刻
よォ。お隣さん
(なまえ)
あなた
わっ、!びっくりした、うるさかったですか?
左馬刻
んいや、そんな事ねぇよ
煙草の煙を吐くと風はお隣さんを襲ったらしくけほけほと咳き込む声が聞こえた
左馬刻
どーしたんだよ
(なまえ)
あなた
あはは、色々ありまして
左馬刻
フーン
煙草の火を消すために灰皿に先端をねじ込んだ
左馬刻
明日。満月だな
(なまえ)
あなた
え、あはい
左馬刻
こっちの部屋からだと綺麗に星座も見えるしよ、一緒に月見しよーぜ
(なまえ)
あなた
月見、ですか
じゅ、とお隣さんも先端を灰皿にねじ込む音がした
(なまえ)
あなた
いいですね、しましょうか
左馬刻
…ほらよ、合鍵。明日勝手に入っとけ
壁越しに投げる俺の部屋の鍵
(なまえ)
あなた
うわっと、危ないじゃないですか
反射神経がいいのか落ちそうになった鍵を腕を伸ばして掴む
左馬刻
ふ、またな
(なまえ)
あなた
…また、明日
そう言って独りの部屋へ足を向けた

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