驚いた
なんとなく予想はしてたけど
何でよりによって
奇術師に目つけられてんの
走りながら言う
いつのまに隣に…
ていうか会場にいる時から見られてたのか
なんか…こっわ
あんま関わりたくないタイプの人だ
いや、何また後で話そうみたいな言い方
ちょっとゴン達に紛れ込んでおこ
少しスピードを上げて距離を取る
しばらく走っていると
ようやく階段の上にたどり着いた
他のゴールした人に紛れる様に
ヒソカと距離を取る
このパターンだと
私含めここにいる奴全員
この森の霧でサトツさんを見失うに違いない
この執事自身も計算済みなんだろうな
< だ、騙されるなー!!!
そいつは嘘をついている!そいつは偽物だ!!
突然1人の男がサトツさんを指さし、
そう言い放った
男の言い分は目の前にいるサトツさんは偽物で
本物のサトツさんはやられたという事
凝をして見ればどちらが本物なんて一目瞭然
急にこんな奴がでたら、皆んなそこにいる
サトツさんを怪しまんだろうな
そう思っていたら双方に向かって
トランプが飛んでいた
男にはトランプが刺さり
サトツさんはトランプを指で受け止める
そこら辺の奴らとは別格なんだろうな
さっきもなんか人の腕消してたし
絶対只者じゃない
どうやらこういった騙し合いが
この先もあるらしい
そして再びサトツさんを追いかけて
ジャングルの中を走り出した
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コイツのせいであのヒゲ執事
見失ったじゃねーか!
そう話しながら進んでいると
なにやら周りに人が集まってきた
私の予感大当たりじゃん
そう思っていると
数人が私たちの前に立ち塞がった
ヒソカ指名なら私を巻き込むなや
ここで瞬間移動しても怪しまれるだけだし
仕方なく突っ立っていた
とんだやり口だな
まぁ私関係ないしさっさと退場するか
退散しようと思った時
ガキという言葉に思わず反応して振り返る
…はぁ?何言ってるんだコイツ
最悪だ
クソ面倒くさいことになった
もーやだ
早くゴン達と再会したいんだけど…
何で私まで巻き込まれないといけないんだ
よりにもよってヒソカに
ヒソカはそう言うと
一枚のカードを取り出した
周りの男は「うるせぇ!!」と言って
一斉にヒソカに襲いかかった
そこからは一瞬だった
ヒソカを取り囲んだ奴らはみんな殺られた
ヒソカのカード1枚で
残った1人は腰が抜けて動けないようだ
ザッッ
トランプがその人の後頭部に突き刺さる
人の後頭部を刺すほどの威力
普通のトランプじゃないな
きっと先端が鋭いんだろう
はは…やっぱりこの世界、普通じゃない
何だかワクワクしてきた
ヒソカは笑顔を向ける
…全然反省してないな
巻き込んだ分際で好感度上がった?とか
とんだヤバい奴だ
その瞬間
二人に近づこうとする
だがその場で足は止まった
隣にいるヒソカは二人に殺気を向けている
まだ二人に近づかない方がいいな
きっっっっ…オエ…
ダメだな。コイツ絶対やる気だ
いざとなれば私が助けるけど
こんな頭のネジ外れてる奴の行動は読めない
クラピカの言葉で2人は一斉に別れ逃げた
よし、クラピカは状況を
しっかり把握できている…
このまま逃げ切れ
___________
おぃぃ…!何でだよ!
何で戻ってきたのバカなのか?
戻ってきたレオリオはヒソカに襲いかかる
ダメだ。完全に見切られてる
相手の強さも見て分からないのか
バカだ。バカ
レオリオの攻撃を避けたヒソカが
バランスを崩したレオリオへ手を伸ばす
このままじゃレオリオは殺される
仕方ないと思い
一瞬でレオリオとヒソカの間に入り込んだ
ヒソカが伸ばした腕を掴み
攻撃を制止させる
その瞬間
__ビュンッ
何かが飛んできてヒソカの頬に直撃する
飛んできた物が投げられた方向を見る
その先にはゴンが立っていた
ヒソカが体制を立て直す
私も腕を離して体制を整え直した
そう言ってヒソカはゴンに近づく
これ、ゴンが殺られるパターンだ
せっかく私の目標応援してくれた子が
コイツに倒される姿を見るのは嫌だな
一瞬の間
瞬間移動した途端に
ヒソカの身体を蹴り飛ばした
骨1、2本が折れる程度の強さで
ヒソカは腕で蹴りを塞いでいた為
後ろに引きずられるだけで済んでいたが
腕は赤くなっている
…ま、コイツならそうするだろうな
暗いサングラスの上から見える六眼は
ヒソカを睨みつけている
その時あなたの下の名前は
少し疑問に思っていた
…何だろう
白い霧…?
ヒソカの言動にも動揺せず
考えながら
ただひたすら睨みつけていた
少ししてゴンの方へ顔を向けた
ゴンは汗を流しながらも返事してくれた
面倒くさいことになった
早くコイツら連れて逃げるか
と、思ったその時
急に側でレオリオが
ヒソカに向かって走り出した
向かってくるレオリオに
ヒソカは冷静に強烈なパンチを食らわす
ほーら言わんこっちゃない…💧
レオリオが宙を舞う
それに合わせてゴンが大きくジャンプをして
ヒソカに向かって釣竿を振り下ろした
だがそれは当たらない
ダメだ。遅すぎる
そう言ってヒソカはゴンに歩み寄る
そしてゴンの首に手をかける
うわぁ…コイツ飛んだサイコパスだ
これ以上やったらゴン死ぬな
ゴンが気絶しかける瞬間に気づいたヒソカは
瞬時に手を離して解放した
ヒソカはしゃがんでゴンに声をかける
そう言ってヒソカは立ち上がった
するとヒソカは誰からか連絡を受け
レオリオを担いで歩き出した
ゴンは静かに頷く
ヒソカはレオリオを担いで
その場から消えていった
私はゴンの元へ駆け寄る
もう正直関わりたくないんだけどな…
…
next
投稿は深夜にさせて頂きます ♪











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。