第3話

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2026/06/07 13:14 更新



結局逃げることも許されなかった。



そして今に至る。






旧校舎の教室。


あなたの下の名前は教卓の前に立っていた。




そして目の前にはやる気ゼロの5人。

(なまえ)
あなた
じゃあ、勉強始めましょうか……


シーン。

誰も返事をしない。

(なまえ)
あなた
……

TXT
……


え、ひどくない???

てか気まず。

めちゃめちゃ気まず。



あなたの下の名前が恐る恐る前を見ると、


ヨンジュンは窓の外を見ている。

スビンは頬杖。

ボムギュはペンを回して遊んでいる。

テヒョンは机に突っ伏している。

ヒュニンは教科書で顔を隠していた。



終わってる。

完全に終わってる。

(なまえ)
あなた
え、えっと……


あなたの下の名前は勇気を振り絞った。

(なまえ)
あなた
まずは数学から──

🐿
🐿
無理


即答。



テヒョンだった。


顔すら上げない。

🐿
🐿
数学嫌い

(なまえ)
あなた
でも勉強しないと……

🐿
🐿
帰る

(なまえ)
あなた
帰らないでくださいね?!


先生。
全然上手くいかなさそうです。




(なまえ)
あなた
……じゃあ、英語、!

🧸
🧸
えー

今度はボムギュ。

(なまえ)
あなた
英語ならいけますか、?!

🧸
🧸
あいきゃんとすぴーくいんぐりっしゅ

(なまえ)
あなた
えぇ、……


先生。

やっぱり無理です。

助けてください。


今ならまだ間に合います。

今ならまだ許してあげますよ。



すると。

🐧
🐧
ぷっ、ㅎ


笑い声が聞こえた。

見るとヒュニンだった。

🐧
🐧
あ、ごめん、

(なまえ)
あなた
笑いましたよね?

🐧
🐧
ちょっとだけ

(なまえ)
あなた
ちょっとじゃないですよね?!


ヒュニンは肩を震わせながら笑っている。

てかどこに笑う要素があったのだろう。


ツボ浅そう……。(





そんな中。

🦊
🦊
おい


低い声が響いた。


ヨンジュンだった。

🦊
🦊
少しはやれ


その一言で教室が静かになる。

🧸
🧸
ヨンジュニヒョンが珍しい


ボムギュが驚いた顔をする。

🦊
🦊
俺だってはやく終わらせたい

🐧
🐧
確かに














(なまえ)
あなた
じゃあ問題解いてみてください


数分後。


ようやく勉強会らしくなった。

……と思った。

🐧
🐧
せんせー
できません〜

🧸
🧸
俺も〜

🐰
🐰
7×7……なんだっけ

🦊
🦊
……なんだこれ

🐿
🐿
何この記号


(なまえ)
あなた
いやこれ中学一年生の
問題なんですけど

あなたの下の名前の声が響く。


すると。


🧸
🧸
俺らの記憶に残るような
授業をしてない先生が悪いよねこれ

(なまえ)
あなた
何言ってるの……









その後も。

(なまえ)
あなた
これは、
台形の面積を求める公式と──

🐧
🐧
公式知らない

(なまえ)
あなた
覚えてください!

🐿
🐿
嫌だ

(なまえ)
あなた
嫌じゃないです!
















(なまえ)
あなた
ボムギュ先輩、聞いてますか?

🧸
🧸
聞いてるよー

(なまえ)
あなた
じゃあ何の話してました?

🧸
🧸
……数学

(なまえ)
あなた
聞いてなかったんですね……















(なまえ)
あなた
スビン先輩、!

🐰
🐰
ん?

(なまえ)
あなた
ノート真っ白ですけど……

🐰
🐰
綺麗でしょ(

(なまえ)
あなた
綺麗じゃないです!!







教室には笑い声が広がった。


不思議だった。

最初は怖かったのに。




今は少しだけ違う。













気付けば。


時間はあっという間に過ぎていた。

(なまえ)
あなた
今日はここまでです

🧸
🧸
やっと終わった〜


ボムギュが伸びをする。

🐧
🐧
疲れた〜


ヒュニンも机に突っ伏した。

(なまえ)
あなた
私が目を離してる時に
寝てた人が何言ってるんですか

🐧
🐧
バレてた?

(なまえ)
あなた
気持ちよさそうに寝てましたよね💢

🐧
🐧
あははっㅎㅎ

ボムギュも笑う。

スビンも少しだけ口元を緩める。

ヨンジュンも少し口角が上がっている。

テヒョンもほんの少しだけ笑っていた。







ーーーーーーーーーーーーーーーーー












帰り道。

あなたの下の名前は校門へ向かっていた。

(なまえ)
あなた
はぁ……


疲れた。

すごく疲れた。


でも。

思ったより怖くなかったかもしれない。




そんなことを考えていると──
後ろから声がした。

.
おい


振り返る。


そこにはヨンジュンがいた。

一人で。

(なまえ)
あなた
……?

🦊
🦊
これ


ヨンジュンが差し出したのはノート。


勉強会で使ったものだった。

(なまえ)
あなた


忘れてた。

(なまえ)
あなた
ありがとうございます!


あなたの下の名前が受け取ると、
ヨンジュンは少しだけ目を逸らした。

🦊
🦊
別に


そしてそのまま歩いていく。


数歩進んでから。

小さく呟いた。

🦊
🦊
……明日も来る?

(なまえ)
あなた
え?


振り返る頃には、
ヨンジュンはもう前を向いていた。


(なまえ)
あなた
先生に言われているので、!



🦊
🦊
あっそ……




そしてそのまま何処かへ歩いていった。












※落ちなしです😖

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