少し歩くと、大きなステンドグラスが壁一面に広がっているロビーのような場所へ出た
どことなくホテルのロビーを彷彿とさせる洒落た部屋だ
ENAに手招きされステンドグラスに近付いてみる
すると、カラフルだったステンドグラスが一枚ずつ透明なガラスへと変化していく
突然の一言に思わず顔を赤らめる
当の本人は私の反応を見て楽しんでいるようでクスクスと笑っている
話にすっかり夢中になっていると、何か奇妙な音が聞こえてきた
ふと、ガラスの向こうに目を向けてみると……
正八面体の体にカバとヘビの頭が付いている巨大なクリーチャーが目の前を通り過ぎていった
あまりに異様な見た目だったのでつい目で追ってしまう
よく見ると、クリーチャーだけでなくガラスの向こうからは町のようなものが見える
クリーチャーにすっかり気を取られていて気付かなかった
と…不評を言いつつも、しっかりと着いてきてくれる
そんなことを考えながら歩いていると、町の広場に着いた
辺りには見たことのない人達がたくさんいる
孤独な扉の世界は砂漠のようにカラッとしていて、レンガのような建物が点々と建っている
アザラシみたいなテントもあるが……一体どういう建物なのだろうか…?
Bless you for your business!












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。