「 …で、なんでおるん? 」
深「 俺と遊んでるってカモフラにしたら意外に
いけそうじゃない?笑 」
『 えー嘘つくの下手だからやだー 』
深「 おいっ! 」
向「 とりあえず俺の部屋隠れてる? 」
『 ありがと〜っ 』
ピーンポーン
深「 やば、俺震えてきた 」
向「 ふっかさんのせいでバレるのだけはやめてな? 」
田「ねーあなた来てない? 」
向「 来てないけどどないしたん? 」
ジ「 ほらーここじゃないって言ったじゃーん 」
田「 じゃあこの靴は誰の? 」
深「 誰来てるの?…って樹じゃん 」
田「 師匠?! 」
向「 靴はふっかさんのやで 」
京「 来てないってー樹帰ろうよ 」
森「 焼肉食べに行こーぜー 」
『 焼肉?! 』
髙「 あ、いた 」
松「 食いしん坊め 」
向「 はぁ… 」
「 ったくあなたはほんまアホやなぁ 」
『 うるさいわ! 』
『 誰やって焼肉って言われたら食いつくやろ! 』
向「 せっかくみんなできーつこたのに! 」
深「 …あ、康二! 」
向「 え? 」
「 あ、、 」
田「 みんなってどういうことですか? 」
『 もー康二のばか! 』
『 なんで言うんよ! 』
深「 はぁ… 」
「 やっぱあなたの関西弁はかわいいな 」
ソラ・田「「『 ふっかさん! 』」」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!