ところで、お前らは依頼をしに来たのか?
![麻里奈](https://novel-img.prepics-cdn.com/image/upload/c_fill,w_128,h_128,g_face/p/acf243585600d4d5f233c7bec071c2435434e90c/character/nnsvkubxprkuuvnozeqs.jpg)
いや、違います。
そうか。
敦、俺の手帳には、今日の依頼はすぐに終わるはずだったぞ?それなのに何故戻ってくるのが遅かった?
![中島敦](https://novel-img.prepics-cdn.com/image/upload/c_fill,w_128,h_128,g_face/p/acf243585600d4d5f233c7bec071c2435434e90c/character/x3laedelvrphscsxfkrf.jpg)
実は…
敦は先程の出来事を、国木田さん達に話した。
私の異能力を?それは本当かい?
![中島敦](https://novel-img.prepics-cdn.com/image/upload/c_fill,w_128,h_128,g_face/p/acf243585600d4d5f233c7bec071c2435434e90c/character/x3laedelvrphscsxfkrf.jpg)
はい、本当です。
太宰の異能力を…それに回復も…
お前達の異能力はどういうものだ。
これを聞いた探偵社にいる人達は驚いていた。
国木田さんは、俺達の異能力を聞こうとしている。
![麻里奈](https://novel-img.prepics-cdn.com/image/upload/c_fill,w_128,h_128,g_face/p/acf243585600d4d5f233c7bec071c2435434e90c/character/nnsvkubxprkuuvnozeqs.jpg)
説明してもいいんですが…
その前に、寝床ってありますか?
ね、寝床だと…?
![麻里奈](https://novel-img.prepics-cdn.com/image/upload/c_fill,w_128,h_128,g_face/p/acf243585600d4d5f233c7bec071c2435434e90c/character/nnsvkubxprkuuvnozeqs.jpg)
はい。あなたがそろそろ限界なんで。
げんかい…?
あなたは首を傾げて聞いた。
![麻里奈](https://novel-img.prepics-cdn.com/image/upload/c_fill,w_128,h_128,g_face/p/acf243585600d4d5f233c7bec071c2435434e90c/character/nnsvkubxprkuuvnozeqs.jpg)
そうだ。お前、異能2回使っただろ?
うん…。
![麻里奈](https://novel-img.prepics-cdn.com/image/upload/c_fill,w_128,h_128,g_face/p/acf243585600d4d5f233c7bec071c2435434e90c/character/nnsvkubxprkuuvnozeqs.jpg)
やっぱりな。
ずっと我慢してると、倒れるぞ。
たおれる…
![麻里奈](https://novel-img.prepics-cdn.com/image/upload/c_fill,w_128,h_128,g_face/p/acf243585600d4d5f233c7bec071c2435434e90c/character/nnsvkubxprkuuvnozeqs.jpg)
そうだ。
それで、寝床ってあります?
寝床だったら、医務室があるよ。
与謝野先生が、後ろから言ってきた。
![麻里奈](https://novel-img.prepics-cdn.com/image/upload/c_fill,w_128,h_128,g_face/p/acf243585600d4d5f233c7bec071c2435434e90c/character/nnsvkubxprkuuvnozeqs.jpg)
……!?
![中島敦](https://novel-img.prepics-cdn.com/image/upload/c_fill,w_128,h_128,g_face/p/acf243585600d4d5f233c7bec071c2435434e90c/character/x3laedelvrphscsxfkrf.jpg)
よ、与謝野先生お、おかえりなさい!
戻ってたんですね。
時間が少し早いですけど…
2人も俺と同じく驚いていた。
良いのが無かったからね。
それで、寝床だったよね?
![麻里奈](https://novel-img.prepics-cdn.com/image/upload/c_fill,w_128,h_128,g_face/p/acf243585600d4d5f233c7bec071c2435434e90c/character/nnsvkubxprkuuvnozeqs.jpg)
は、はい。
医務室に案内するよ、ついてきな。
![麻里奈](https://novel-img.prepics-cdn.com/image/upload/c_fill,w_128,h_128,g_face/p/acf243585600d4d5f233c7bec071c2435434e90c/character/nnsvkubxprkuuvnozeqs.jpg)
あ、ありがとうございます。
あなた、行こう。
うん…。
俺はあなたの手を繋いで、与謝野先生について行った。
ここに寝かせな。
妾は戻るからね。
暴れないのなら、色々と好きにしな。
![麻里奈](https://novel-img.prepics-cdn.com/image/upload/c_fill,w_128,h_128,g_face/p/acf243585600d4d5f233c7bec071c2435434e90c/character/nnsvkubxprkuuvnozeqs.jpg)
ありがとうございます。
与謝野先生は医務室から出た。
あなた
俺はあなたの名前を呼んだ。
すると、あなたは医務室のベッドに入った。
俺は探偵社の人達や社長に話したい事があるから、少しここを離れるな。
うん…。
話が終わったら直ぐに戻るから
安心しろ。
俺はあなたの頭を撫でた。
うん…。
此処に俺の初期刀の
むっちゃんと博多君を呼ぶからな。
安心して寝てくれ。
うん…。
そしてあなたは眠った。
(息もしてる、ちゃんと寝てるな)
![麻里奈](https://novel-img.prepics-cdn.com/image/upload/c_fill,w_128,h_128,g_face/p/acf243585600d4d5f233c7bec071c2435434e90c/character/nnsvkubxprkuuvnozeqs.jpg)
という訳で、頼むぞ、二振りとも。
博多「任しぇときんしゃい」
陸奥守「主の親友じゃ、
わしらがちゃーんと守るぜよ」
![麻里奈](https://novel-img.prepics-cdn.com/image/upload/c_fill,w_128,h_128,g_face/p/acf243585600d4d5f233c7bec071c2435434e90c/character/nnsvkubxprkuuvnozeqs.jpg)
ありがとうな。あなたは2時間後に起きるが、もし俺が話している時に起きたら教えてくれ。
博多「分かったばい」
あなた、行ってくるからな。
俺は医務室を出て、戻った。
いいねして作者を応援しましょう!
この小説を読んだ方は、こちらの小説も読んでいます
- 青春・学園
双子の姉、堕ちました [完結]
『無個性のくせにヒーロー?ww笑わせんなよ!!』 『夢主、出久の事ちゃんと護ってね』 『お姉ちゃんでしょ?』 『夢主…大丈夫?』 うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいッッッ!!!!!!! 無個性だからってバカにして… 双子なのに姉だからって差別して… でも1番許せないのは出久、お前だよ 何でもかんでも私から奪っていって楽しい? もううんざりだ… 参考等は上限に達したため受け付けておりません。ご了承ください
favorite 287,267grade 13,255update 2日前 - ファンタジー
最強、入隊します。
十三歳にして最強、 最速の呼吸の使い手。
favorite 27,908grade 4,324update 2024/06/16 - 青春・学園
意味のない人生
相「なぜ死にたい」 霧「逆に聞きたいです生きることになんの意味がありなんの価値があるんですか?」 鷹「君は一体どんな人生を歩んでいるんだ…」 霧「意味のない人生ですよ」
favorite 64,337grade 2,834update 5日前 - コメディ
偽善者達と異能力者達
ヒーローなんて嫌い、蹴落として人を救い、救えなかった人を見ない。認められたいから、そんなくだらない事で人を救う。探偵社ともポートマフィアとも全然違う。だから嫌い。なのに護衛任務だなんて巫山戯てる!!あぁもうこうなったらとことんやってやるわ!クソめ!これはヒーロー嫌いとヒーローの卵達の話(n番煎じだと思いますが呼んでくれると嬉しいです)
favorite 3,411grade 451update 6日前 - ノンジャンル
探偵社の引きこもり、最強すぎる件について。(文スト×暗殺教室)
最初すっごい下手!多めに見てね なんでもできる超天才な夢主。しかも異能力は最強。 だけど、引きこもり________ そんな夢主。ついに学校に行け。と言われて______ 待って伸びるか?
favorite 3,807grade 1,177update 2024/05/29
が好きなあなたにおすすめの小説
コンテスト受賞作品
もっと見るショートドラマ&アニメーション原案募集コンテスト
公式TikTokの注目動画
もっと見る![チャレンジ作家案内ページへ](https://storage.googleapis.com/prcmnovel-tokyo-prod-official/banner/challenge-stop.png)
チャレンジ小説
もっと見る- 青春・学園
また歌えるようになる、そのときまで
昔のトラウマで、歌うことができなくなり希望を失ってしまった瑠歌。 それでも消えない「歌いたい」という願望 複雑な人間関係 そんななかで瑠歌は自分を変えるための一歩を踏み出すことはできるのか
- 恋愛
汚れのない、どこか遠くへ
人を"殺めた"わたしに、好きな人ができた。彼女は何も知らない。だから愛おしい。この愛は、嘘をついてでも、誰かを殺してでも、守らなきゃ。 ──始まる、儚い百合物語。
- 恋愛
妖怪姫の恋は前途多難!?
日本にいる妖怪のお姫様、あなたは、ある日、恋をしてしまった!でも、会えるわけない……妖怪と人間なんて、そんなもんだ。そう、思っていたら!? 夢小説機能はおそらく最後の方しか使わないと思います。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!