第15話

第14話 寝床
153
2022/09/01 23:20
国木田独歩
国木田独歩
ところで、お前らは依頼をしに来たのか?
麻里奈
麻里奈
いや、違います。
国木田独歩
国木田独歩
そうか。
国木田独歩
国木田独歩
敦、俺の手帳には、今日の依頼はすぐに終わるはずだったぞ?それなのに何故戻ってくるのが遅かった?
中島敦
中島敦
実は…
敦は先程の出来事を、国木田さん達に話した。
太宰治
太宰治
私の異能力を?それは本当かい?
中島敦
中島敦
はい、本当です。
国木田独歩
国木田独歩
太宰の異能力を…それに回復も…
お前達の異能力はどういうものだ。
これを聞いた探偵社にいる人達は驚いていた。
国木田さんは、俺達の異能力を聞こうとしている。
麻里奈
麻里奈
説明してもいいんですが…
その前に、寝床ってありますか?
国木田独歩
国木田独歩
ね、寝床だと…?
麻里奈
麻里奈
はい。あなたがそろそろ限界なんで。
貴方
貴方
げんかい…?
あなたは首を傾げて聞いた。
麻里奈
麻里奈
そうだ。お前、異能2回使っただろ?
貴方
貴方
うん…。
麻里奈
麻里奈
やっぱりな。
ずっと我慢してると、倒れるぞ。
貴方
貴方
たおれる…
麻里奈
麻里奈
そうだ。
それで、寝床ってあります?
与謝野晶子
与謝野晶子
寝床だったら、医務室があるよ。
与謝野先生が、後ろから言ってきた。
麻里奈
麻里奈
……!?
中島敦
中島敦
よ、与謝野先生お、おかえりなさい!
国木田独歩
国木田独歩
戻ってたんですね。
時間が少し早いですけど…
2人も俺と同じく驚いていた。
与謝野晶子
与謝野晶子
良いのが無かったからね。
それで、寝床だったよね?
麻里奈
麻里奈
は、はい。
与謝野晶子
与謝野晶子
医務室に案内するよ、ついてきな。
麻里奈
麻里奈
あ、ありがとうございます。
あなた、行こう。
貴方
貴方
うん…。
俺はあなたの手を繋いで、与謝野先生について行った。
与謝野晶子
与謝野晶子
ここに寝かせな。
与謝野晶子
与謝野晶子
アタシは戻るからね。
暴れないのなら、色々と好きにしな。
麻里奈
麻里奈
ありがとうございます。
与謝野先生は医務室から出た。
麻里奈
麻里奈
あなた
俺はあなたの名前を呼んだ。
すると、あなたは医務室のベッドに入った。
麻里奈
麻里奈
俺は探偵社の人達や社長に話したい事があるから、少しここを離れるな。
貴方
貴方
うん…。
麻里奈
麻里奈
話が終わったら直ぐに戻るから
安心しろ。
俺はあなたの頭を撫でた。
貴方
貴方
うん…。
麻里奈
麻里奈
此処に俺の初期刀の
むっちゃんと博多君を呼ぶからな。
麻里奈
麻里奈
安心して寝てくれ。
貴方
貴方
うん…。
そしてあなたは眠った。
麻里奈
麻里奈
(息もしてる、ちゃんと寝てるな)
麻里奈
麻里奈
という訳で、頼むぞ、二振りとも。
博多「任しぇときんしゃい」

陸奥守「主の親友じゃ、
わしらがちゃーんと守るぜよ」
麻里奈
麻里奈
ありがとうな。あなたは2時間後に起きるが、もし俺が話している時に起きたら教えてくれ。
博多「分かったばい」
麻里奈
麻里奈
あなた、行ってくるからな。
俺は医務室を出て、戻った。

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