体育館の片隅。
練習が終わり、片付けを手伝うあなたの横に、
同じスタッフの男性マネージャーが近づいた。
「あなたちゃん、ここ持つの手伝うよ」
あなた「...えっ、……あ、ありがとうございます。」
そう言って彼女の手に触れた。……その瞬間。
石川「——あんまり触んないでくれますか?」
低い声が響いた。
振り向けば、石川がそこに立っていた。
笑っている。けど、その目は笑っていない。
石川「…そんなに近くなくても仕事は出来ますよね。」
「えっ、あ、はい……すいません。」
男性マネージャーは慌てて距離をとった。
あなたはぽかんとした顔。
あなた 「祐希さん……そんな強い言い方しなくても……」
石川「ごめん。でも……あなたは自分がどれだけ無防備か、わかってない」
石川はそう言って、彼女の頭にぽんと手を置く。
——心の中では、もっと強く抱きしめて離したくない。
——「俺のものだ」って言いたくて仕方ない。
でもまだ言わない。
彼女に気づかれるわけにはいかない。
ただ、周りの選手たちは……みんな知っていた。
「(いや、これ完全にバレバレだろ……)」と視線を交わし合いながら。
Sさん!!リクエストありがとうございました!!
もぉー、だいすきです!!
果たしてこれはヤンデレというのかよく分かりませんが!!
またリクエストお待ちしております……♡♡











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。