第10話

14.石川祐希
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2025/08/16 15:44 更新
体育館の片隅。


練習が終わり、片付けを手伝うあなたの横に、

同じスタッフの男性マネージャーが近づいた。

「あなたちゃん、ここ持つの手伝うよ」
あなた「...えっ、……あ、ありがとうございます。」




そう言って彼女の手に触れた。……その瞬間。
























石川「——あんまり触んないでくれますか?」


低い声が響いた。


振り向けば、石川がそこに立っていた。

笑っている。けど、その目は笑っていない。



石川「…そんなに近くなくても仕事は出来ますよね。」


「えっ、あ、はい……すいません。」
男性マネージャーは慌てて距離をとった。


あなたはぽかんとした顔。






あなた 「祐希さん……そんな強い言い方しなくても……」

石川「ごめん。でも……あなたは自分がどれだけ無防備か、わかってない」






石川はそう言って、彼女の頭にぽんと手を置く。



——心の中では、もっと強く抱きしめて離したくない。
——「俺のものだ」って言いたくて仕方ない。




でもまだ言わない。

彼女に気づかれるわけにはいかない。










ただ、周りの選手たちは……みんな知っていた。

「(いや、これ完全にバレバレだろ……)」と視線を交わし合いながら。
























Sさん!!リクエストありがとうございました!!
もぉー、だいすきです!!
果たしてこれはヤンデレというのかよく分かりませんが!!
またリクエストお待ちしております……♡♡

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