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第1話

0 自殺しました by.狼
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2024/02/23 06:59



ものすごく暑いある夏の朝

俺こと狼は親友とデート(お出かけ)すべく身だしなみを整えていた


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ふふっ、そろそろ時間だ



どうせ彼奴、、狐は予定より早く集合場所に来る

今日だけでも彼奴より先に集合場所に向かおう



外は明るい

キラキラと光る太陽に、夏休み中なのだろうか、子どもの楽しそうな声が聞こえる


少し混んでいる電車に乗り込み揺られること数十分

目的地に着いた

流石に来るのが早かったのか彼奴の姿はまだ無い



お気に入りの店で朝ご飯でも摂ろうかと思ったその時



近くの交差点から聞き覚えのある声がした
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狼ちゃーん!!!!
やっぱり彼奴だ
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ふふっおはよう、今日は狐のほうが遅かったな
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むぅ…どうせ狼ちゃんのことだから先についてようとか考えて来てたんでしょ、それに予定時間より15分も早いのでセーフでーす(笑)
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そうだな(笑)

此奴、、、狐は、小学生からの付き合いで高校生になった今でもよく遊んでいる

今はこんな喋り方してても俺以外と喋るときはムスっとして無気力(笑)

俺のことを一番知ってるやつなんだ
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そろそろ行こうか
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うんっ!



















時が流れるのはとても早い
あっという間に楽しい時間も終わり帰らなければならない時間になった


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狼ちゃん、今日はありがとう!
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ううん、俺の方こそありがとう
楽しかったよ


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ねぇ狐、この前も言ったけど俺んち住まねぇ?
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俺もっと狐と居たいんだ、、、
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うーんそうだねぇ
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俺達がこのまま、成人できたら考えてあげる



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え、それは、、、、、
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無理、、、って言いたいの?


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、、、、コクッ



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まぁあんな約束しちゃったしね


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だからこそ、、、もし失敗したら、、、だよ
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…………わかった



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うん、偉い偉い
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じゃぁ今度こそバイバイ、、”またね”
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……………うん、バイバイ




狐が、俺に背中を向け帰っていく
俺も帰ろうか

後ろを向き帰ろうとしたその時








聞き覚えのある声と大きなトラックの音が鳴り響いた

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