第2話

2🌻
313
2025/08/08 09:00 更新




そしてある日の事だった。






あなたのニックネームが目を覚ましたんだ。




용복
용복
あなたのニックネームっ!!
(なまえ)
あなた
ヨン……ボガ…
용복
용복
そう、ヨンボガだよ…あなたのニックネームっ…



目を覚まして良かった…







と思えたのも束の間。








すぐ傍にあった機械の心拍数が下がっている、という警告音が鳴り始めた。




용복
용복
ナ、ナースコール!!
あなたのニックネームっ?しっかりして!!



お医者さん達が来るまでの間、ずっとあなたのニックネームの名前を呼んでいた。



医者
あなたの下の名前さん、しっかりして下さい!



看護師さん達が忙しく動き回っている間、あなたのニックネームが弱々しく僕の手を握った。

 

そして、口に付けられていた物を外し、か弱い声で話し始めた。


(なまえ)
あなた
ヨンボガ…ごめんね…
용복
용복
あなたのニックネーム…?
(なまえ)
あなた
婚約したのに…私もうダメみたい…
용복
용복
あなたのニックネームっ…駄目、嫌だよっ
(なまえ)
あなた
今まで…私を支えてくれて…ありがとう
용복
용복
あなたのニックネームっ、嫌だっ、駄目っ
(なまえ)
あなた
他の人と…幸せになって、私は星になって見守るから
용복
용복
そんな事言わないでよっ…!
(なまえ)
あなた
愛してるよ、ヨンボガ…
용복
용복
あなたのニックネームっ…?あなたのニックネーム、あなたのニックネーム!!



あなたのニックネームは一粒の涙を流して目を閉じ、向日葵のような笑顔を浮かべながら静かに息を引き取った。



용복
용복
あなたのニックネームっ!!そんなのっ…嫌だっ…!
医者
イさん…!



お医者さんの言葉なんて、耳に入って来なかった。




ただ僕は、ずっと返事がないと分かっていながら、あなたのニックネームの名前を呼んでいた。




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