【イヴァン・ブラギンスキ】11票
【ナターリヤ・アルロフスカヤ】1票
【本田菊】1票
モノネコは視線を菊に向けるが、菊は何も答えることなく目を逸らす
イヴァンはいつもの如く喋りだすが、1つ2つ声のトーンは下がっていた
その言葉が出て、一瞬にして場がざわめいた
ナターリヤは皆を睨みつける
突然の問いに、フェリシアーノは固まる
そんなとき、ルートが口を開く
イヴァンはにっこりと笑って言う
GAME OVER
《イヴァンくんがクロに決まりました》
《―――おしおきをかいしします》
《孤独のホワイトアウト》
見渡す限りの銀世界
雪が降り積もる極寒を、イヴァンは一人歩き続ける
一人孤独で
体力は限界に近づき、歩む速度も遅くなる
そして、とうとう地面に倒れ込む
薄れゆく意識の中イヴァンは考える
孤独のまま凍死…
そう力なく微笑むと、ゆっくりと目を閉じる
________事ができればよかったのだが…
どこからか、音が聞こえる
その音はどんどんと近づき、勢いも増しているようだ
どこか聞き覚えのある音
イヴァンは音のする方へと視線を向ける
そして後悔した、見るべきではなかったと
音の主は〝戦車〟
戦車上部にはモノネコの姿も見える
拙い、このまま来られたら確実に
イヴァンは最後の力を振り絞り、必死に前へ進む
しかし、戦車は刻々と近づいてくる
やめてくれ、お願いだ

だが、誰にも伝わることなくイヴァンは戦車の下敷きになる
それを覆い隠すように吹雪は一層強くなり、そしてビデオは途切れた
ナターリヤはモノネコに掴みかかろうとする
それを慌てて止める一同
しかしモノネコは、ナターリヤのことを気にすることなく消えてしまった
すると、ナターリヤは膝から崩れ落ちる
その時、乾いた音が一つ響いた
ナターリヤが菊の頬を平手打ちしたのだ
あまりの勢いに、菊は蹌踉めき頬を抑える
声を荒げるナターリヤをルートが抑え、菊の周りには皆が集まる
ナターリヤはそれからも、大声で言い続けた
全員を呪うように言葉を吐き捨てながら
…このときは思いもしなかった
これからの彼女の行動により、仲間を大勢失うことになろうとは
To Be Continue…













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。