部屋に警告音が鳴り響く
そう言って、
第一部隊の隊員たちは出動していった。
あなたは、テキパキと準備をして配給係に食事を渡す。
あなたは食器を移動させると、手元から食器が滑り落ちてガシャンと音を立てて床に破片が散らばった。
しゃがみ込み片付けようとすると割れた食器で指を切った。
あなたが、割れた食器を片付け終わるとボロボロになったキコルが他の隊員に担がれながら、あなたに向かって声をかけてきた。
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あなたは、急いで病院に向かうと
そこには全身の多くを包帯で包み沢山の管がつき、酸素マスクをし苦しそうな姿の鳴海がいた。
それからどのくらい時間が経ったのか、、
窓の外を見ると景色は暗くなり、
あなたと鳴海しかいない病室には、
鳴海の命を繋ぐ機械音だけが響いていた。
あなたは、鳴海の傷跡を指でなぞる。
そう言うと、あなたの目から涙が溢れた。
あなたは鳴海のベッドの横で床にへたり込む。
目の前の鳴海の手を両手で強く握る。
病室の中で、あなたの嗚咽が響き渡る。
急に鳴海の手があなたの手を握り返した。
あなたは驚きながら立ち上がり、鳴海の顔を見ると鳴海は酸素マスクを自力で外した。
そう言うと、鳴海の酸素飽和度が下がり警告音が鳴り響く。すると、すぐに医者が駆けつけ鳴海に酸素マスクを着ける。
あなたは思わず鳴海の言葉に笑ってしまう。
そう言うと鳴海はまた目を閉じた。
そう言うと、医師は去って行った











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。