第22話

生きてください
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2023/07/19 02:30 更新
部屋に警告音が鳴り響く

長谷川エイジ
鳴海!第一部隊出動だ!
鳴海弦
やっと、怪獣21号のお出ましか!


そう言って、
第一部隊の隊員たちは出動していった。




👨
今日は、戦いが長引くみたいだ。
あなた
なら、ゆで卵とかおにぎりみたいな
食べやすいものを配給しましょうか。
👨
そうだな。そうしよう。

あなたは、テキパキと準備をして配給係に食事を渡す。
👨
今日はこれで終わりだから休みに入っていいぞ
あなた
この食器だけ片付けます


あなたは食器を移動させると、手元から食器が滑り落ちてガシャンと音を立てて床に破片が散らばった。

あなた
やっちゃった。いっっっ
しゃがみ込み片付けようとすると割れた食器で指を切った。




四ノ宮キコル
あなたさん!鳴海隊長が!
あなたが、割れた食器を片付け終わるとボロボロになったキコルが他の隊員に担がれながら、あなたに向かって声をかけてきた。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あなたは、急いで病院に向かうと
そこには全身の多くを包帯で包み沢山の管がつき、酸素マスクをし苦しそうな姿の鳴海がいた。


長谷川エイジ
あなたか。医者は手を施したが鳴海は、今生死の境にいる。
あなた
鳴海さん、、、
四ノ宮キコル
私がもっと強ければ、、、、、
あなた
大丈夫。鳴海さんは絶対に死なない



それからどのくらい時間が経ったのか、、

窓の外を見ると景色は暗くなり、
あなたと鳴海しかいない病室には、
鳴海の命を繋ぐ機械音だけが響いていた。




あなたは、鳴海の傷跡を指でなぞる。

あなた
げんちゃん。頑張ったんだね。
みんなを守るために。


そう言うと、あなたの目から涙が溢れた。


あなた
でも、まだ一緒に生きていたいよ。
君には、強いままでいてほしい。
そんな、簡単に死なないで。


あなたは鳴海のベッドの横で床にへたり込む。
目の前の鳴海の手を両手で強く握る。

病室の中で、あなたの嗚咽が響き渡る。








急に鳴海の手があなたの手を握り返した。

あなたは驚きながら立ち上がり、鳴海の顔を見ると鳴海は酸素マスクを自力で外した。




鳴海弦
あなた。結婚しよう
あなた
え、、、
そう言うと、鳴海の酸素飽和度が下がり警告音が鳴り響く。すると、すぐに医者が駆けつけ鳴海に酸素マスクを着ける。
👨
鳴海隊長!意識取り戻したんですね!?
酸素マスク取らないでください!
鳴海弦
酸素マスクを着けようが着けまいが、それは僕の自由だ。違うかね。
👨
バカですか!?あんたは??

あなたは思わず鳴海の言葉に笑ってしまう。



鳴海弦
ふっやっぱり、君は笑顔が似合うな


そう言うと鳴海はまた目を閉じた。
あなた
げんちゃん!?
👨
寝ただけです。
でも、これだけの内臓や骨の損傷があって生きてるのは、本当に奇跡ですよ。

そう言うと、医師は去って行った

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