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第1話

opening
9
2023/12/28 05:49
半年前
mob(マジ何で学校来てんの)

mob(あなたは要らない存在)
あなた『(やめて、そんなこと言われたくない)』

あなた『……』
mob(こんな奴と同じクラスとか、うちらが恥かくじゃん)

mob(早く消えてよwwwwww)
学校に行って、クラスメイトにいじめられて、家に帰って、1人でいるの繰り返し

あなた『もうやだ…消えたい』
あなた『生まれてこなければ良かった』
その日、3ヶ月ぶりにテレビをつけた。
司会者/続いては、KeSeLaSeLaの皆さんです/
AKiLa「いつもいつでも悲しんでいる君は、気まぐれシャイボーイ」

MinTo「とにかく憂鬱、そんなことを言いそうな眼をしていた」

AKiLa「メトロノームは止まらない」

MinTo「けど君は止まっている」

PiNo「踊り狂って、宇宙そらを跳んで」

IChiGo「手を合わせればホラ、」

PiNo IChiGo「ボクがいる」

KanNa「気まぐれシャイボーイ 歌えよBaby 苦しいなんて辛いなんて言わないでさ」

KanNa「どこかで君を待ってる誰かがいる、さあ」

全員「気まぐれシャイボーイ 踊れよMaybe 走り疲れたら休んでいいんだからさ」

AKiLa PiNo「それが君だって認めてやるからさ、ねえ」

MinTo IChiGo KanNa「don't stop Lady?」

PiNo「集まれ、この幸せ」

IChiGo「響いて、この嬉しさ」

AKiLa「吹かれて、春一番」

全員「ah〜」
あなた『…グスッ』
眼から涙がとまらなくなった

この時、自分の勘が言った。
『この人たちを応援したい』
KeSeLaSeLaを応援し続けて3ヶ月が経ったころ
あなた『え!?ファンレターコンテスト!?』
優勝者は、KeSeLaSeLa追加メンバーになれると言う

ファンレターコンテストが行われた。
あなた『KeSeLaSeLaに感謝を伝えたい』
ファンレターを書いた。

優勝しなくても良い、けどKeSeLaSeLaに自分の気持ちを伝えたい。

ありがとうと言いたい。
『KeSeLaSeLaの皆さんへ
私は、〇〇高等学校3年の毬藻まりもあなたです。
KeSeLaSeLaのみなさんに会うまで私は無能ですることがなく自虐的でした。
そして、何気なくつけたテレビで皆さんに出会いました。
私はテレビを付けて良かったと今でも思っています。
その時披露した曲は、「気まぐれシャイボーイ」でした。
その姿勢に私は心を打たれ大号泣しました。
虐められていた自分も好きになれるほど勇気をもらえた曲です、
今でも一日に一回は聞いています。
KeSeLaSeLaの中で誰が好きか選べません、なので私は箱推しです。
体に気をつけてfunnyのみんなを元気づけて下さい。
                         毬藻あなたより』
funnyファニーとは、KeSeLaSeLaのファンネーム
この手紙が、私の運命を左右するとは、思っても見なかった。

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