第7話

第7話 「個性」
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2026/05/19 09:00 更新
ヴィランはいっぱいるけどみんな
そこまで強いヴィランじゃない…

私ならやれる、今まで色々経験して来てるんだから
あなた
いちばん近いここから…!
あなた
みんな、大丈夫ー!
耳郎響香
あなたのヒーロー名!
耳郎響香
よかった…あなたのヒーロー名が来てくれた
上鳴電気
よかった…
八百万百
油断は禁物ですわ!
ヴィランの人数が多くてすぐ助けに行けない…
あなた
自分の身を守って!
ヴィラン倒したらすぐ行くから!
八百万百
分かりましたわ!
あなた
(まずは近くのヴィランから)
ヴィラン
あぁ?一人で俺ら
相手にする気かー?
ヴィラン
まだ、ヒーローなって
日が浅いのにそんな頑張っちゃって
大丈夫なのかしら
ヴィラン
ホークスもいねぇのにな
あなた
これでも 強いよ 私
この頃ホークスはと言うと
ホークス
嫌な予感がする
モブ
いやー今日は
はるばるありがとうございます!
モブ
いい雑誌にできそうです!
ホークス
それは良かったです
モブ
良かったらこれから、ご飯でも
行きませんか?
ホークスにフォーカスを当てたインタービュー雑誌
まさか、ホークスがオファーを受けてくれるとは
思わなかった。

これは、絶対成功する!

ご飯行くついでにもっと色々聞いちゃおう
例の噂のこととか
モブ
近くのお店予約してるんで!
行きましょう!
ホークス
すいません、今日はこの後
予定があって
ホークス
そのお店は彼女と行ってください
モブ
…え?
ホークス
また、よろしくお願いしますー
モブ
あ、ちょ!
そういってホークスは颯爽と空へ消えてしまった
モブ
俺、彼女なんて居ないし…
ホークス
ふぅ、
あなたの下の名前に会える口実ができるから
オファー受けたけど、色々聞かれて疲れたな
ホークス
嫌な予感もするし
早めに会いに行くか
ヴィラン
…クソ!
ヴィラン
こ、こんなに強いなんて聞いてない…っ!
あなた
どういう話を聞いてたのかは
知らないけど
あなた
そんなんじゃ私に勝てないよ
私の個性は音を操れる

人間は物事の情報をほぼ視覚で取り入れる
聴覚なんてほぼ10%くらいだ

でもね、それが狂うだけでも、連携は崩れる
ヴィラン
クソ…何も聞こえねぇ!
ヴィラン
後ろにいるぞ!
ヴィラン
…どこにいんだ!
ヴィラン
だから後ろに…!
あなた
聞こえてないよ、君の声は届かない
ヴィラン
…ハッ!
私はヴィランに触れ 超音波を流す
ヴィラン
ヵッ…
パタリと倒れ込むヴィラン
ヴィラン
な、何を…
あなた
少し眠らせただけだよ
ヴィラン
こ、こっち来るな!
逃げていくヴィランにもすぐさま触れ、超音波を流し
気絶させる。

それを何人もなんにも繰り返す。
あなた
…ふぅ、
自分の周りは一段落したので
すぐさま、生徒達の所へ駆けつける
上鳴電気
ウ、ウェーイ〜
あなた
え、大丈夫?
耳郎響香
大丈夫…個性使いすぎて
アホになってるだけだから
八百万百
私たちの周りのヴィランは
全員、動けないようにしてありますわ!
あなた
さすが!みんな凄いじゃん
みんな、流石ヒーローを目指すだけある
こんな初日なのにこんな目に合わせてしまって
ものすごく申し訳ない…
あなた
大きな怪我はしてないようだから
みんな早く
避難して、出口はあっちだから!
八百万百
はい…!
耳郎響香
上鳴、行くよ!
上鳴電気
うう、うぇーい〜
あなた
…、
流石に…この人数相手にするのは初めてだ
この体もってくれればいいけど…
ヴィラン
おぉここにいたぜ、お前は
プロヒーローだな!
あなた
本当に、いっぱい居すぎ
後ろから襲いかかってきたヴィランの攻撃を、
私は軽やかに身をひねって避ける。

そのまま一瞬で懐へ潜り込み、体に触れた直後、
ヴィランはその場へ崩れ落ちた。
あなた
ふぅ…ッ
私の個性は万能じゃない。
使いすぎれば、その代償は全部自分に返ってくる。

相手を気絶させるほどの“音”は、
同時に私の体にも流れ込む。
強烈な振動みたいなそれが、何度も、何度も
体の奥を駆け巡っていく。

積み重なるたびに
感覚が少しずつ鈍っていくのが分かった。
緑谷出久
あ、あなたのヒーロー名!
あなた
緑谷出久
(あれ、)
あなた
…あ、緑谷君!
緑谷出久
(なんか違和感が)
緑谷出久
あ、あなたのヒーロー名!
相澤先生が!
あなた
…イレイザーさん
イレイザーさんこんなにボロボロに…
緑谷出久
今、オールマイトが
大型ヴィランと戦ってて、
あなた
オールマイトさんが…!
オールマイトさんは、ここに来る前にもう
活動限界を超えている、早く援護に行かなきゃ
あなた
ありがとう!すぐ向かうよ
蛙吹梅雨
大丈夫かしら、あなたのヒーロー名ちゃん
峰田実
大丈夫だろう!あなたのヒーロー名強ぇしな!
緑谷出久
…いや、
僕は見てしまった、僕たちに隠すようにしていた
左の耳、手で押えてたけど血が出てた

あなたのヒーロー名の個性は自身の体から出る
音を相手にぶつける、それが戦闘スタイル

もう、何人も相手して、耳が、鼓膜が破れてるんだ
だから、さっきも返事が遅れてた
緑谷出久
ちょっと、僕行ってくる!!
蛙吹梅雨
緑谷ちゃん…!
あなた
オールマイトさん!
ホークス
あなたの名字少女…!
ワープホールに捕まっているオールマイトの姿が
目に入る、
黒霧
あなたの体が半端に
留まった状態でゲートを閉じ…
黒霧
引きちぎるのが私の役目
あなた
オールマイトさんから
離れろ…!!
オールマイト以外の周りのヴィランに
気絶する程の爆音を流し込む、

手で触れない代わり長距離で戦えるが

かなり体を酷使するからあまり使わない必殺技
あなた
サイレンス・クラッシュッ…!!
黒霧
ヵッ…
死柄木弔
なんだ…この…っ、お、と、
脳無
…ヵ
私が個性を使うと同時に 強い爆破が視界に入る
緑谷出久
…!
爆豪勝己
どけ!邪魔だデク…!!
爆豪君はワープゲートを作り出している
ヴィランを捉え、その次に
あなた
(氷結…!)
轟焦凍
てめぇらがオールマイト殺しを
実行する役だとだけ聞いた
あなた
(オールマイトさんが凍らないギリギリ、
すごい、調整してる)
あなた
(いや、そんな分析してる暇ない…)
オールマイトはみんなの攻撃のお陰で大型ヴィランの
手が緩んだすきに逃げ出す
緑谷出久
オールマイト…!
切島鋭児郎
おりゃッ!!
顔に手をつけたやつを殴ろうと
飛びかかるが避けられてしまう
爆豪勝己
透かしてんじゃねぇぞ!
モヤモブが!
轟焦凍
平和の象徴はてめぇらごときにやれねぇよ
緑谷出久
かっちゃん、みんな…
死柄木弔
黒霧よ
出入り口を押さえられた
死柄木弔
こりゃ、ピンチだな
爆豪勝己
へっ! このうっかり野郎め
やっぱ、思った通りだ
爆豪勝己
モヤ状のワープゲートになれる箇所は
限られてる
爆豪勝己
そのモヤゲートで
実体部分を被ってたんだな
あなた
(…さすが天才肌なだけあるな)
黒霧
うっ…
爆豪勝己
怪しい行動したと俺が判断したら
すぐ爆破してやる!
切島鋭児郎
ヒーローらしからぬ言動…
死柄木弔
攻略された上に全員ほぼ無傷
死柄木弔
すごいな、最近の子達は
恥ずかしくなってくるぜヴィラン連合
死柄木弔
脳無
そう声をかけた瞬間、巨大なヴィランは無理な体勢のまま、力任せに身体を立て直した。

腕や手足は凍っているので無理に動き折れてしまう
あなた
なんだ、あのヴィラン…
緑谷出久
体が割れてるのに、動いてる…
すると次の瞬間
大型ヴィランの腕や脚が
ぐちゃりと嫌な音を立てながら再生していく。
オールマイト
みんな、下がれ!
オールマイト
なんだ、ショック吸収の個性じゃないのか!
死柄木弔
別にそれだけとは言ってないだろう
これは超再生だな
死柄木弔
まずは出入口の奪還だ
死柄木弔
いけ、脳無
ものすごいスピードでワープゲートを作り出している
男を助けに行く脳無
あなた
オールマイトさん…!
声をかけるので精一杯だった……。
あんなスピードについていけるなんて、
やっぱり オールマイトさん は凄すぎる。

脳無は、本気で 爆豪を殺そうとしていた。

――だが次の瞬間。

目で追えないほどの速度で動いたオールマイトさんが、
爆豪君を一瞬で安全圏へ移動させる。
その代わりに、自分が脳無の攻撃を受ける形になった。
緑谷出久
かっちゃん…!?
緑谷出久
避けたの、すごい!
爆豪勝己
ちげーよッ!黙れカスッ!
切島鋭児郎
じゃあどうやって、
あなた
爆豪君と入れ替わる形でオールマイトさんが
助けたんだよ…
切島鋭児郎
そんなことできるのかよ、
何も見えなかったぞ!
オールマイト
…っ
オールマイト
加減を知らんのか…
死柄木弔
仲間を助けるためさ仕方ないだろう?
オールマイト
…みんな下がっていなさい
轟焦凍
さっきのは俺がサポートに
入らなきゃ やばかったでしょ
オールマイト
それはそれだ、轟少年、ありがとうな
しかし、大丈夫!
プロの本気を見ていなさい
緑谷出久
オールマイト血が!
時間だって…あっ、
オールマイトさんは「大丈夫だ」と伝えるように、
ぐっと親指を立てて見せた。

どんな状況でも周囲を不安にさせない。
圧倒的な威厳を纏ったまま戦い続ける
それが オールマイト というヒーローだった。

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