本作品は二次創作です。ご本人様には全く関系ありません。迷惑行為等はご遠慮下さい。
正直、訊かなくても既に二択ではある。
『エベル』の関係者か、…昔居た組織の一員だろう。
どちらにせよ、自分の存在がバレているのはまずい。
今まで徹底的に隠してきたのだから。
やはり自分の情報は筒抜けらしい。
やくの能力で隠れると、敵はあたふたし始める。
敵を撒き、裏路地を歩く。
やくと話しながらドズぼんの跡を追った。
目が覚めると、地下牢のような場所に居た。
確か、ぼんさんと走っていたはずだ。
MENの兄を助けなければ。
考えにふけっていると、急な痛みに襲われた。
ぱっと腹部を見ると、深い刺し傷がある。
思わず呟いた瞬間、後ろから声がした。
ぼんさんは通路を挟んで向こう側の牢に入っていた。
どうにかして逃げ出さないと計画も狂ってしまう。
ぼんさんに言われ、納得する。
ガチャ
ネコおじが明らかに慌て始める。
何なら会話にすらなっていない。
「ですよね!」と気を遣う割に加減されていないネコおじのダッシュに、お腹を押さえながら付いていく。
遠くから、おんりーが手を振っている。
まだ帰れていないMENには申し訳ないが、凄く安心した。


















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。