前の話
一覧へ
次の話

第15話

光士郎生誕祭2025
791
2025/08/24 15:40 更新
(なまえ)
あなた
〜♪
【彼女は鼻歌を歌うくらいご機嫌であった。】
【何故なら───】
【時は数分前に遡る。彼女は、自身の恋人である、花散光士郎と通話をしていた。】
(なまえ)
あなた
『もしもし、光士郎?』
花散光士郎
『どうした、あなたの下の名前。何か事件か?』
(なまえ)
あなた
『ううん、そうじゃなくって…今すぐ、来て欲しい場所があるの!』
花散光士郎
『ほう?何故?』
(なまえ)
あなた
『ふふっ、内緒っ!』
【彼女は悪戯っぽく笑って、光士郎に場所を告げた。】
花散光士郎
『いいだろう。可愛いお前の頼みだ、直ぐに行く!』
(なまえ)
あなた
『うん、ありがとう!』
現在
【という経緯があったからである。】
【そんな数分前の出来事を彼女が思い出していると、後ろから足音が聞こえた。】
花散光士郎
あなたの下の名前。約束通り来たぞ。
(なまえ)
あなた
光士郎!ありがとうっ!
花散光士郎
しかし、何故こんな夜更けに?もうすぐ日付が変わるが───
【そんな光士郎の疑問を遮るように、彼女の端末のアラームが鳴る。彼女はすぐにそれを止めると、とびきりの笑顔で光士郎に言った。】
(なまえ)
あなた
光士郎!





































(なまえ)
あなた
誕生日、おめでとう!!!!!!!!
花散光士郎
……!!!知って、いたのか…!
【光士郎はばっと彼女に抱きついた。】
花散光士郎
今この瞬間…どんな事件を解決するより気分がいい…
花散光士郎
幸せだ。ありがとう、あなたの下の名前。
(なまえ)
あなた
えへへ…私が、一番最初に光士郎に、おめでとうって言いたかったの!
【そう言った後、彼女は光士郎に自身の顔を近づけた。】





















































【そしていつか光士郎がしたように、光士郎に口付けをした。】
花散光士郎
(なまえ)
あなた
ふふ、病院の時の仕返し!
【彼女はまた、悪戯っぽく笑った。光士郎もそれにつられて、弾けるような笑顔を見せた。】
花散光士郎
それでこそオレの彼女だ、あなたの下の名前!
花散光士郎
…永遠に愛しているぞ。
(なまえ)
あなた
うん、私も。
【そう言い合った後、月明かりの下で、もう一度、二人は長い口付けを交わしたのだった。】

プリ小説オーディオドラマ