第33話

三角関係の工程式を解いてみよう_6
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2022/05/06 06:26 更新
食事をしながら先ほどの女性二人のことを聞けば、鈴那ちゃんはここで働いていることが分かった。




そして、先ほどの女性二人は鈴那ちゃんの大の親友で、竜胆君と蘭君はここの常連であの二人とは面識があることを知った。




(なまえ)
あなた
「でも、どうしてあんなあだ名つけるの?あの女の子たち、綺麗だったじゃない」
竜胆
竜胆
「どこが?」
(なまえ)
あなた
「えー1人は北川景子似だし、1人は栗山千明みたいな感じで」
竜胆
竜胆
「ぶはっ(笑)北川景子と栗山千明(笑)それはねぇ(笑)」
(なまえ)
あなた
「えぇー似てるよ、目元とかすっごく。すごく綺麗な人達なのに、なんで変なあだ名つけるの。かわいそう」
竜胆
竜胆
「メスゴリラは、鈴那のことになると俺と兄貴にマウントとってくるし、ネクラは根が暗そうだから。ま、俺たちは黒魔女とも呼んでるけど。あいつ、マジ黒魔術とかやってそうだろ?」
(なまえ)
あなた
「そうかな?」
竜胆
竜胆
「そうだよ。さっきだって、呪うとか言ってたし」
(なまえ)
あなた
「確かに…」
竜胆
竜胆
「な?絶対そうなんだって…鈴那も、黒魔女の力が本当にあるって信じてるし」
(なまえ)
あなた
「鈴那ちゃん、信じてるんだ(笑)可愛い」
竜胆
竜胆
「『今度私の前で二人のこと貶したら、日葵ちゃんに一週間鳥のフンが落ちてくる呪いかけてもらうからね!』って言われたことある」
(なまえ)
あなた
「なにその呪い、地味に嫌(笑)でも、可愛い。」
竜胆
竜胆
「だろ?あいつ、本当可愛いんだよな。言うこととか、やることとかさ。本当、可愛いんだ」
日葵
「鈴那ちゃんのことを可愛いなんて分かり切っていること、今更言ってどうするのよ。これ以上鈴那ちゃんに近付いたら本当に許さないわよ」
竜胆君の後ろに黒いオーラを纏いながら、栗山千明似の女性が料理を運んできた。
芽以
「ってか、こんなに可愛い人の前でよく鈴那のことなんて話せるな、クラゲ頭。少しは気遣えよ」
いつの間にか立っていたのか、私の左から北川景子似の女性が私に料理を出した。
竜胆
竜胆
「別にお前らに関係ないだろ」
芽以
「うっわー日葵、こいつマジ最低だと思ってたのに、余計最低になったんだけど」
日葵
「そうね、芽以。男の風上にもおけない奴ね。女性の気持ちなんて考えないのかしら」
芽以と日葵
「「さいってぇー」」
竜胆
竜胆
「うっせぇーな、お前等。こちとら客だぞ。料理運んだらさっさと下がれ」
日葵
「その上、私達に対しても失礼な態度だし」
芽以
「こういう男って自分の方が上だと思ってるから厄介なんだよねぇ」
日葵
「なんで鈴那ちゃんはこんな男と一緒に暮らしてるのか…」
芽以
「いくら家賃が1万で高いマンションだからって、私だったらこんな奴と一緒に暮らすよりホームレスになった方がマシだよ」
竜胆
竜胆
「💢💢💢」



竜胆君が無言で怒ると、二人の女性は「「失礼しまーっす」」と言ってから、私達の席から離れた。



竜胆
竜胆
「ったく」
竜胆君が煽るようにワインを飲んだ。
(なまえ)
あなた
「仲良いんだね」
竜胆
竜胆
「仲良くねぇーよ💢」
(なまえ)
あなた
「なんか、蘭君以外で竜胆君がからかわれてるのって新鮮」
竜胆
竜胆
「からかわれてねぇーし」
(なまえ)
あなた
「からかわれてるよ(笑)…あの子達と、いつから知り合いなの?」
竜胆
竜胆
「鈴那と再会してからだから、まぁまぁ前かな」
(なまえ)
あなた
「そっか」
竜胆
竜胆
「鈴那と一緒に暮らす前は、鈴那ん家のマンションで一緒に寝たりしてな」
(なまえ)
あなた
「学生みたい。楽しそう」
竜胆
竜胆
「楽しくねぇよ。俺と兄貴は鈴那だけ居れば良いのに、いつもあの二人が俺たちの邪魔してくんだよ。うざってぇー」
(なまえ)
あなた
「竜胆君も蘭君も鈴那ちゃんの親友に信用されてないんだね」
竜胆
竜胆
「別にあんな奴らに信用されても仕方ねぇーよ」
(なまえ)
あなた
「でも、好きな子の友達に信用された方が良いじゃん。」
竜胆
竜胆
「そうか?別に俺は鈴那が俺のこと好きならそれでいい」



竜胆君がそういって五目あんかけ焼きそばに手をつけので、私も目の前にあるシュウマイに手をつけた。




好きな人が自分を好きならそれでいい、確かにそうかもしれない。




私だって竜胆君が私のことを好きだと言ってくれれば、例え友達に反対されようと、親に反対されようと何とも思わない。




あぁ、それぐらい私は竜胆君のことが好きで、依存してるんだって分かって、なんだかどうしようもない気持ちなっていった。







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うま(作者)
うま(作者)
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うま(作者)
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