食事をしながら先ほどの女性二人のことを聞けば、鈴那ちゃんはここで働いていることが分かった。
そして、先ほどの女性二人は鈴那ちゃんの大の親友で、竜胆君と蘭君はここの常連であの二人とは面識があることを知った。
竜胆君の後ろに黒いオーラを纏いながら、栗山千明似の女性が料理を運んできた。
いつの間にか立っていたのか、私の左から北川景子似の女性が私に料理を出した。
竜胆君が無言で怒ると、二人の女性は「「失礼しまーっす」」と言ってから、私達の席から離れた。
竜胆君が煽るようにワインを飲んだ。
竜胆君がそういって五目あんかけ焼きそばに手をつけので、私も目の前にあるシュウマイに手をつけた。
好きな人が自分を好きならそれでいい、確かにそうかもしれない。
私だって竜胆君が私のことを好きだと言ってくれれば、例え友達に反対されようと、親に反対されようと何とも思わない。
あぁ、それぐらい私は竜胆君のことが好きで、依存してるんだって分かって、なんだかどうしようもない気持ちなっていった。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。