第5話

Game.4
6
2026/01/11 11:15 更新
四季
四季
おーい!起きろー!
死屋うらめ
死屋うらめ
また死んだのー?
ミサキ
ミサキ
ハッ....!
俺は二人を殺した後、気絶していた。
そして復活してきた二人に起こされたのだ。
ミサキ
ミサキ
ご、ごめん!
ミサキ
ミサキ
痛かったよな....
四季
四季
いや、それについては俺の提案やからええねん...
四季
四季
せやけどなぁ...
四季は何か言いたげに呆れたような表情を浮かべている。
ミサキ
ミサキ
え、何かあったのか...?
死屋うらめ
死屋うらめ
ねー、ボクたちにいい忘れてたことあるでしょー!
ミサキ
ミサキ
えっ....
えーと、まずは思い返そう。
俺は復活して、その後システムの音声が頭に流れてきて、四季にスキルのことを伝えて...
いや、待てよ.....まさか...!
ミサキ
ミサキ
あああ!!!
ミサキ
ミサキ
残機について言ってない!!
死屋うらめ
死屋うらめ
せいかーい!
四季
四季
『せいかーい』ちゃうねん!!
四季
四季
俺ら残機減ったんやけど!?
ミサキ
ミサキ
ご、ごめん!
ミサキ
ミサキ
スキルに夢中で言い忘れてた...!
四季
四季
あと何寝とんねん!俺らおらん間に拠点探索とかしろや!
死屋うらめ
死屋うらめ
わぁー落ち着いてー!
ミサキ
ミサキ
ごめんな....
本当に何も言い返せない....
四季
四季
ハァ...ハァ.....
死屋うらめ
死屋うらめ
ひるてりっくになってる?
四季
四季
誰がなるか。
四季
四季
てか『ヒステリック』な。
さっきのをヒステリックって言うんじゃ...
四季
四季
ミサキ?
ミサキ
ミサキ
あっいやいや何も思ってない!
ミサキ
ミサキ
俺が悪かった!!
ミサキ
ミサキ
というか今から探してくる!
そう言って俺は逃げるようにカウンターの奥へ走る。
四季
四季
これは図星やなぁ...
死屋うらめ
死屋うらめ
........
ミサキ
ミサキ
二人とも!タブレット見つけたぞ!
二人に向けてタブレットを掲げる。
死屋うらめ
死屋うらめ
美味しいやつー!
四季
四季
アホか。そっちちゃうわ。
ミサキ
ミサキ
じゃあ起動するぞ...
死屋うらめ
死屋うらめ
ぽちっとなー!
電源ボタンを押すと、すんなり起動した。パスワードも必要ないようだ。
ミサキ
ミサキ
えーっと...
ファイル?がいくつかある...
ファイル名は『スキル①【猫】』と『スキル②【武器屋】』と『スキル③【幽霊】』...?
ミサキ
ミサキ
これ、俺達のスキルじゃないか...?
死屋うらめ
死屋うらめ
そうみたいだねー!
四季
四季
ほな早速見るか。
一つ目のファイルを開くと、俺のスキル【猫】の詳細がきっちり書いてあった。
四季
四季
あー!説明書やん!
ええと、俺のスキルは....
ミサキ
ミサキ
まとめると、猫っぽいことができる...ってことか?
死屋うらめ
死屋うらめ
そうみたいだねー!
四季
四季
えーと俺は...拠点の奥にある武器庫が使えるようになるらしいで!
四季
四季
あっでも俺限定やわ....
死屋うらめ
死屋うらめ
えーずるいー!
死屋うらめ
死屋うらめ
てかボクも見るー!
ミサキ
ミサキ
うらめは、三十秒間透明化とすり抜けが使えるスキル...
十分のクールタイムがあって攻撃を食らったら解けるみたいだが...
ミサキ
ミサキ
つ、強すぎないか?
死屋うらめ
死屋うらめ
やったー!
四季
四季
さて、自分の能力も分かったところで活動再開や!
四季
四季
俺は倉庫見てくるから行ってき!
ミサキ
ミサキ
了解!
死屋うらめ
死屋うらめ
はーい!
ということで、また俺達の自由行動がスタートした。
ミサキ
ミサキ
よ、っと....
正直言って、俺のスキルもむちゃくちゃ強い。
誰も登れないような場所も登れるからだ。
ミサキ
ミサキ
あっ、ここにもオタカラが!
オタカラは思ったよりビルの屋上にあるパターンが多いんだよな...
ミサキ
ミサキ
これで俺もやっと活躍できるな...
と、思っていると、地上に茶髪の人物が居るのが見えた。
ミサキ
ミサキ
げっ、もしかしてリベカ...!?
高層ビルの上からだと確認しづらい。
ミサキ
ミサキ
あっ、でもこの上から撃ったら当たるんじゃ...
俺のスキル、やっぱり強いな...と思いつつ、ビルの上から真下の地上を見る。
すると、レーザーが一直線に飛んできた。
ミサキ
ミサキ
うわっ!
俺は足を滑らして転落してしまう。
ミサキ
ミサキ
う、うわぁー!
俺、このままじゃ死んじゃう!?
考えろ...何か考えろ斎藤和也!いや今はミサキか!
ミサキ
ミサキ
あっ!
ミサキ
ミサキ
スキル【猫】だから高いところから落ちても!
俺は自分でも驚くくらい綺麗に一回転し、見事着地した。
セシロ
セシロ
......え?
恐らく俺を撃ったであろう女性は、目を丸くしている。
ミサキ
ミサキ
え、えっと...こんにちは!
セシロ
セシロ
こんにちは...
敵にこんにちはって何だよ俺ー!!!

...四季が居ないのでセルフツッコミだ。
セシロ
セシロ
あの....
ミサキ
ミサキ
何でしょうか!
セシロ
セシロ
........
セシロ
セシロ
『スキル』とは、どうすれば手に入りますか?
聞かれてたー!
ミサキ
ミサキ
あっ...いやっその!
ミサキ
ミサキ
多分何かの間違いです!
これで逃れられるか...?

セシロ
セシロ
...私は、質問しているんです。
ミサキ
ミサキ
あっ....
セシロ
セシロ
...答えてください。
セシロ
セシロ
スキルは、どうすれば手に入りますか?

そりゃあそうだ。さっきの返答で上手くかわせる訳がない。
つまりこういう時は...
ミサキ
ミサキ
ごめんなさい!!
ミサキ
ミサキ
それには答えられません!!!
全力で謝り、全力で逃げる!
セシロ
セシロ
待ちなさい...
ミサキ
ミサキ
ごめんなさい!!!
そのままビルを駆け上がり、ビル間を渡っていく。



ミサキ
ミサキ
はぁ...はぁ.....
なんとか逃げられた.....
ミサキ
ミサキ
ま、まずはカフェに帰った方がいいよな...




カフェに到着すると、中には誰も居なかった。
ミサキ
ミサキ
な、なんとか逃げられたぞ...
オタカラをカウンターに置く。
ミサキ
ミサキ
というかさっきの人の声、どこかで聞いたことあるような...?
その時、ドアが開き、人が入ってきた。
ミサキ
ミサキ
あ、おかえりー。
四季か、それともうらめか...

そう思っていた、が。
柊
お邪魔しまーす。
ミサキ
ミサキ
えええええ!?
入ってきたのは、多分敵の中性的な男性だった。
柊
じゃあ、貰うね。
そう言って、オタカラに手を伸ばす。
ミサキ
ミサキ
や、やめろ!
とっさに敵の腕に向かって銃を撃つ。
柊
わぁ...痛い。
敵は、顔をしかめて手を庇う。
ミサキ
ミサキ
っ、それは俺達のだ!
柊
それなら、無防備に置いちゃ駄目じゃん...
ミサキ
ミサキ
た、確かに...
図星だった。
柊
...だから、貰うね。
ミサキ
ミサキ
待って!それは駄目だ!
トリガーを思い切り、何度も引く。
柊
っ...痛いよ。
ミサキ
ミサキ
くっ....
ミサキ
ミサキ
でも、俺の仲間のために!
そのまま連射し、敵を倒した。
柊
あ、あはは.....
柊
''合ってたら''、いいな....
敵が倒れた場所に、オタカラが残る。
ミサキ
ミサキ
.......

''合ってたら''....?




追記
Game.2、Game.3、Game. 4のセリフ等を一部変更しました。

プリ小説オーディオドラマ