夜。
任務帰りの路地。
雨が止んだばかりで、アスファルトが光っている。
あなたは一人で歩いていた。
本部まであと数分。
その時。
背後から低い声。
銃口。
視線だけ動かす。
左右の屋根。
前方の車。
逃げ道——なし。
黒い車のドアが開く。
男の言葉に、あなたは小さく笑う。
次の瞬間。
銃声。
あなたが身を翻し、一人の腕を撃ち抜く。
だが敵は多い。
スタン弾が飛ぶ。
衝撃が走る。
一瞬、動きが止まる。
その隙に腕を掴まれる。
その言葉が最後まで出る前。
バンッ
頭上から銃声。
屋根の上。
V。
敵が倒れる。
同時に路地の入口から突っ込んでくる影。
Jungkook。
拳が一人の顎を砕く。
背後では
Jiminがナイフを回している。
軽い声。
でも目は笑ってない。
さらに遠くで爆音。
敵が動揺する。
その瞬間、あなたが最後の一人を蹴り倒す。
静寂。
グクがあなたの腕を強く掴む。
怒りが滲む声。
あなたは肩をすくめる。
低く言い放つ。
その時、テテが携帯を見て呟く。
ジミンが倒れた敵を見下ろす。
あなたの目が少しだけ鋭くなる。
グクはため息をつく。
そしてあなたの額に軽く触れる。
あなたは少しだけ目を逸らす。
グクの声は低い。
今度は怒りが混ざっていた。
敵は、もう止まらない。
次は——
もっと大きく来る。
ほしとはーとお願い


















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。