これから起こることを考えてしまって
恐怖のあまり、呼吸が止まる。
ナイフが振り下ろされ
顔を横に背け、顰めっ面で目をギュッと閉じる。
_____________ザクッ
……………………あれ
目を開ければ、
相変わらず無表情のカルパッチョくんが
私の上を跨いでるのは変わらないんだけど
その手にはナイフではなく、布で…………
私は自分の胸元辺りを見てみると………
まだ成長期では無いためブラジャーは付けていないが
服ではなく、下着が晒されていた。
つまり今カルパッチョくんが持っている布は……
先程までの恐怖心とは一転して
“何故こんなことするんだ”という怒りから
私は暴れようとした……が
それを察知したカルパッチョくんに
両手首を掴まれ、頭の上で拘束され、
私の脚の間には密着するように体を入られた。
私は暴れられなくなってしまったため、
カルパッチョくんのことを睨みつけるしかない。
その言葉を最後に、
布を纏っていない首元に頭を落としていった。
何されるのか怖くて、
また訪れた恐怖に私は顔を再び横に背ける。
それがより一層、
首元をさらけ出していることに気づかずに。
__________ガブッ
首元を噛み、歯を立てられた。
しかも跡が着くように顔の位置を変えて何度も。
何これ、すごく痛い……ッッ
もしかして血、出てるんじゃない……?
でも痛みを訴える暇もなく
カルパッチョくんの口は
私の首元だけではなく
どんどん下へと下がっていく。
カルパッチョくんの顔が
見えなかった私は気づけなかった。
その時のカルパッチョの無機質な瞳の奥に
抑えきれられないほどの
ドロドロと溢れ出す 甘さを含んだ欲に。
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<R15>とは、どこまでなんでしょうか…?
そして女尊男卑の世界なのに
カルパッチョの、この行為は大丈夫なのか!?














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。