第2話

ツイステ世界
942
2022/09/13 05:39
(なまえ)
あなた
あ…れ…?私車にはねられて…
(なまえ)
あなた
ここは…?
(なまえ)
あなた
えっ、何これ棺!?
(なまえ)
あなた
いつの間にこの中に…
ざわ…ざわ…
寮生1
おい、アイツ自力でゲートから出てきたぞ…
寮生2
どうなってるんだ?
そこには見慣れた服を着た人がたくさんいた
(なまえ)
あなた
(え、あれって式典服!?いいなあ〜私も着てみたい…じゃない!)
(なまえ)
あなた
ここってもしかして…
(なまえ)
あなた
ツイステッドワンダーランド!?
クロウリー
クロウリー
まったく…勝手に出てきてしまうなんて前代未聞です
どれだけせっかちさんなんですか
(なまえ)
あなた
うわあああああああ!!!!????
クロウリー
クロウリー
!?
(なまえ)
あなた
ほ、本物のクロウリーさんだ…✨
(なまえ)
あなた
ありがとう神様。人生に一生の悔いなし
クロウリー
クロウリー
急に大声をだしてなんなんですかあなたは…
(なまえ)
あなた
すみません…嬉しさのあまり…
クロウリー
クロウリー
ていうかあなた女性じゃないですか!
ここは男子校ですよ?女性の入学なんて聞いたことがない
(なまえ)
あなた
あっ…
(そっか、NRCって男子校なんだった…じゃあもしかして入学できない!?)
(なまえ)
あなた
あ、あの!お願いです!どうしてもナイトレイブンカレッジに入りたいんです!
クロウリー
クロウリー
ふむ…『闇の鏡』によって魔法の資質を認められここに来たのですよね?
(なまえ)
あなた
はい!!!魔法の資質ばりばりあります!
(ないけど)
クロウリー
クロウリー
なら入学させないわけにもいきませんし…
クロウリー
クロウリー
しょうがない。特別に認めましょう!
クロウリー
クロウリー
私、優しいので
あなた名前は?
(なまえ)
あなた
ありがとうございます神様。私はあなたといいます
クロウリー
クロウリー
あなたさんですね。私は神様ではないのですが…まあいいでしょう寮分けがまだなのは
あなただけですよ
(なまえ)
あなた
(どうしよう…この学園に入りたいあまり魔法の資質あるとか嘘ついちゃった…)
(なまえ)
あなた
(とりあえず行かないと推しにも会えない!もうどうにでもなれ!)
私は『闇の鏡』の前に行く
闇の鏡
汝の名を告げよ
(なまえ)
あなた
あなたです
(慣れたもんよ)
闇の鏡
あなた…
闇の鏡
汝の魂のかたちは……
闇の鏡
……………
闇の鏡
わからぬ。
クロウリー
クロウリー
なんですって?
(なまえ)
あなた
(でしょーね!!)
闇の鏡
この者からは魔力の波長が一切感じられない…
色も、形も、一切の無である。
闇の鏡
よって、どの寮にもふさわしくない!
(なまえ)
あなた
(う…実際言われると心に結構くる…)
ざわ…ざわ…
クロウリー
クロウリー
魔法が使えない人間を黒き馬車が迎えに行くなんてありえない!
クロウリー
クロウリー
生徒選定の手違いなどこの100年ただの一度もなかったはず
クロウリー
クロウリー
一体なぜ…
クロウリー
クロウリー
…もしかしてあなた、魔法の資質があるって言ってましたけど
クロウリー
クロウリー
嘘だったんですか?
(なまえ)
あなた
ギクッ
(なまえ)
あなた
ゆ、許して〜おねがーい?
クロウリー
クロウリー
…魔法が使えない者を入学させるわけにはいきません
(なまえ)
あなた
(スルーされた…)
(なまえ)
あなた
そこをなんとか!
???
だったらその席、俺に譲るんだゾ!!
(なまえ)
あなた
(この声は…!✨)
クロウリー
クロウリー
!?
グリム
グリム
話は聞かせてもらったんだゾ!
グリム
グリム
この学園に入りたい奴がどんだけいると思ってるんだゾ!
グリム
グリム
それなのに魔法も使えない奴が入学だなんて…信じられないんだゾ!
グリム
グリム
だったら…オマエの代わりにオレ様がこの学園に入ってやるんだゾ!
クロウリー
クロウリー
妙なのが乱入してきたと思えば何を勝手なことを…!
グリム
グリム
どうだ?ありがたすぎて言葉も出てないんだゾ!
(なまえ)
あなた
グ、グリムだああああああ!!!
(なまえ)
あなた
本物!かわいい!
(なまえ)
あなた
もふもふ!
グリム
グリム
!?
グリム
グリム
オマエなんでオレ様の名前知ってるんだゾ!?
グリム
グリム
ま、まあいいんだゾ。オレ様は偉大なる魔法使いになる男グリム様だ!!
寮生1
プッ
寮生2
モンスターが魔法使い?
寮生1
ムリムリ!
寮生3
寝言は山に帰ってから言えよタヌキ!
グリム
グリム
なんだとー!!
グリム
グリム
こうなったらとっておきの魔法見せてやるんだゾ!

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