第2話

໒꒱.1 お仕事
853
2026/02/24 03:45 更新



あなた
...えぇと、もう一回聞いても?

榊あなた…あなたには今春から
雄英高校に通ってもらいます





只今、ヒーロー公安委員会本部の最上階...会長ご本人と広い部屋で2人っきり。



ヒーロー名でを呼ばないって事はホントに学生として入学から卒業までしろって事なの?





あなた
それは…どういう意図でそうなった訳?
なんで今更高校なんて.....

はぁ...貴方、最近ろくに個性使っていないでしょ?

あなた
ま、まぁそうだけど...





近代はサポートアイテムがかなり進化してて、個性に頼らずとも体術とそれだけで解決出来てるんだもん...





だからですよ。
訛った個性をしっかり元に戻して来なさい
それと、今の社会情勢の事も学んで来て下さい













あなた
失礼ぇしました〜…



バタンッ!





ホークス
どーしたんです?不機嫌な顔して

あなた
...別に





壁に預けていた体重を起こしながらこちらに目線を移すホークス。



遠回しに今のじゃ公安の役に立たないからって言われた……

さすがに長年プロやってきたただけプライド傷つくよ。






あなた
しばらくは高校生になるんだってさ

ホークス
え、?んじゃあしばらくプロとして
俺と一緒に現場行けないって事?

あなた
そーみたい





マジで高校生何年ぶりって感じだよ...



それに、今は昔みたいな"普通の社会じゃない"。

世の中は今の子達が知らないうちに"普通じゃない社会"が普通になってる。



が長い年月をかけて身につけてきたものを高校のたった3年間で学ぶんだ。



そんな中にいるだけ無駄なのに.....





あなた
...ほんと憂鬱
あなた
ホークスも来てよ

ホークス
絶対嫌
ホークス
俺が行ったらただの変態オヤジ
になっちゃうでしょ





「あなたと違って俺世間に顔割れてるし」と嫌味ったらしく言ったホークスに睨みを効かせるも、舌を出して反省の色は全くない。





ホークス
____んまぁ、たまにはそっちに顔出し
に行くだけ行きますよ
ホークス
...2週間に1回くらい?

あなた
1ヶ月に1回でいい

ホークス
え、俺そんな需要ない?

あなた
アラームになる以外特に

ホークス
そんな直球に言われると悲しいんだけど...





「てかひとりで起きれるし」といつも通り適当な話をしながら自身の家へ向かう。



出発は早速今日の夜。

向こうにはもうが住むようの家が用意されているらしく、思ってたより今日中に追い出す気満々だった。




















あなた
はぁ、バイバイ...僕の愛しの家…





この家とは今日で完全にさよならだと伝えられた。

3年後こっちへ戻る時は別のお家になっているらしい。













ホークス
あなたさん





タクシーを家の前に呼んであると言われたので下に降りて外へ出ると、赤い翼を生やしたダル着の男。





あなた
啓悟...?
あれ、ホークスこの時間非番だっけ?

ホークス
サイドキックに仕事押し付けてきたんス
ホークス
貴方"最近"あそこの駅使ってないでしょ?

あなた
僕が迷子になると思ってわざわざ
あの子達に仕事押し付けたの…





呆れ顔を向けたいた僕に対し「行けば分かりますよ」と言いながらタクシーに押し込められた。









あなた
んな、なんだこれは.....!?

ホークス
だぁから言ったでしょ?
ホークス
ひとりじゃ迷子になってた

あなた
ついこの間まではもっとコンパクトだったのに...

ホークス
貴方の言う"ついこの間"は何十年前でしょ

あなた
40年くらいかな

ホークス





天井から垂れ下がっている電子時刻表を見て、目的の電車の時刻を確認する。



...あと、10分か。





あなた
そろそろ行くね
あなた
着いてきてくれてありがと

ホークス
ん、元気で

















ホークス𝙨𝙖𝙞𝙙






手を振り返しながらもう夜だと言うのに未だ絶えない人混みの中へ消えていく彼女を最後まで見送る。





ホークス
.....はぁ



ピコンッ



ホークス
…?








あなた
<寂しくなったら電話する>










ホークス
.........はぁぁぁぁ





何だこん人…






3年間おんなじ場所で毎日過ごせんのかぁ...

あなたさんが知らん土地一人で行くのすら心配なのに……









ホークス
...寂しか




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