第47話

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2026/02/14 15:15 更新
車から名残惜しそうに降りる2人。

玄関のドアを閉める。

玄関先で、キス。

あー…私たちもうそう言う関係なんだな___

“幼馴染”だけでは確実にない、それだけじゃすまない関係。

「お風呂、入ろうかな」

「うん、先どうぞ」って私は言うけど、勇志は私の話聞いてなさそう、?

時計は、11時前。

風呂場に向かおうとした、そのとき。

______ぎゅっ。

勇志が、後ろから抱きしめてきた。

「……ゆうし?」

「…………」

「どうしたの…?」

「…………」

_____返事がない。

でも、腕の力が、強くなる。

___離さない、って言ってるみたいに。

「ゆうし、お風呂入りたいんだけど」

「……あとで」

「……え?」

「あとで、入ればよくない?」

子供みたいな言い方。

でも、声は、真剣だ。

「……なんで、離してくれないの」

彼の腕の中から、顔だけを覗かせる。

勇志の表情は、ちょっと困ったみたいに。

でも、どこか、嬉しそうでもある。

頭をかきながら照れくさそうに言う。

「……今離したらあなた俺のこと忘れ、…ないよな笑なんでもない」

「え」

勇志「……ずっと、こうしていたい」

彼氏の彼女になったのにずっと不安そうな勇志にお腹がきゅーーってなって

この人。

勇志の肩を掴んで向き合う。

真剣に、ちゃんと勇志に想いが伝わりますように、って。思いながら。

「……勇志、ほんとに大好き。」

「……伝わった?」

「……じゃあ、もう少しだけ」

______ぎゅっ。

また、強く抱きしめられる。


10分後。

「……ねえゆうし」

「……ん」

「そろそろ、お風呂入っていい?」

「うん」

そう言いながら。

手は、離してくれない。

「……ゆうし?」

「…………」

「……手、離してくれない?」

「……いやだ」

____即答。

_____かわいい。

_____でも、お風呂入りたい。

「……ゆうし、私、汗かいたんだけど」

「俺も」 

「……一緒に入る?」

冗談で、言ってみた。

勇志の耳が、一気に真っ赤になる。

「……あなた」

「冗談だよ笑笑」

「…………」

「……でも、もし入りたかったら、入っていいよ」

ってまた、冗談に冗談を重ねる。

にこっと笑う。

彼の耳が、さらに赤くなる。

____その瞬間。

勇志が、立ち上がった。

_____私の手を引いて、お風呂場に向かう。

「……え、ゆうし?」

「……お風呂」

「……一緒に入る気?」

「うん。、?」

「……冗談だってば!」

「……本気にした」

お風呂場の前。

「……ゆうし!ここまで」

「…………」

「……入っちゃダメ」

「……なんで」

「……なんでって、恥ずかしいからに決まってるじゃん」
「ダメなものはダメ。」

勇志が、しょんぼりと、うつむく。

まるで、叱られた子犬みたい。

____かわいい。

「……ごめんね」

「……ううん」

「……洗面所で、話してていいから」

「……うん」

____そう言って。

勇志は、洗面所の床に座り込んだ。

―と思ったら。

立ち上がった。

「……ゆ、ゆうし?」

「……一緒に入る」

「……え?」

「……本気にした」

「冗談とか言うあなたが悪い」

「……ちょ、ちょっと待って!」

____でも。

勇志は、もうTシャツを脱ぎかけていた。

急いで勇志の服を下まで下げる。

サッカーで少し鍛えてるとはいえ、あの腹筋は反則すぎる。

服、なおしてって、怒ったら

「…やだ」

「あなたが直して」

って両手を出して甘えてくるから

しょうがなく直してあげる。

はあ、勇志本当何考えてんの。

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