第14話

昨日の続き
753
2022/03/19 13:49 更新
ゑむし目線

一方その頃。
ゑむし
ゑむし
アイツ、何処まで行ったんや?世話のかかる奴やなぁ〜。
ポタッ
ゑむし
ゑむし
あれ?泣いてる…?
俺だってわかゔぁが死んじゃうてなったら、悲しいし泣きてぇよ。でも…今は後やッ!
向こうはタロ社にこっちゃん、音羽がおるからあみかとennちゃんは大丈夫や。何も心配する必要は無い。今は、アイツを見つけて引きづって帰らせる。それが、今出来る私の力だッ!!
そう自分に言い聞かせ、泣くのを堪えていた。廊下に沿って歩いており、何気なく角を曲がってみた。
すると目に飛び込んできたのは、アマリザが自分の首をカッターで切ろうとしている絵であった。
ゑむし
ゑむし
アマリザア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッッッッッ!!!!
そう叫ぶと、アイツはビビって手を止めた。その隙に俺は自分で被っていたキャップを投げた。運良くアマリザに当たり、それに時間を稼いでもらったため、羽交い締めにして捕らえた。手で握っているカッターを無理やりもぎ取り、明後日の方向へと投げた。
そして、顔を近づけて
ゑむし
ゑむし
お前、何してんねんッ!?!?
アマリザ
アマリザ
う、うるせぇ!!ゑむしには、関係ねぇよッ!!!
ゑむし
ゑむし
何男子中学生みたいに、反抗的なんだよッ!!!関係ねぇ訳ねぇやろッ!?このアホんだらッ!!
お前…死のうのしたやろ?
アマリザ
アマリザ
.........。
ゑむし
ゑむし
お前、よくそんな事出来るよなァ?相棒が生きようと必死になってもがいてんのに。お前は、自分の手でッ!!死のうとしてるんやぞッ!?!?こんなん、可笑しくて笑ってまうわッッ!!
アマリザ
アマリザ
でも、ゑむし…。泣いてるぞ?
ゑむし
ゑむし
.........。
それは、アマリザもな?
そう言った後、抱き合いながら何かの糸が切れたかのよう、泣いていた。かと思ったら、泣いている互いの顔を見て笑った。傍から見たら、だいぶ精神的に狂ってしまった人達だと思われてる。でも、もうそんなの気にしていない。ただ、フォーエイト全員で平和に楽しく生きていく。そんな普通の事が一瞬で崩れてしまった。もう取り返しのつかない事、人はなんて儚いものなのだと痛感した。

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