前の話
一覧へ
次の話

第1話

𝑷𝒓𝒐𝒍𝒐𝒈___
52
2026/05/15 09:28 更新
 
 
校長
 桜の若葉が日ごとに鮮やかさを増し、
 春風が心地よい季節となりました―― 
 
gt
 ( 長ぇな…… ) 
 
  世界はこんな危機を迎えているってのに、
  呑気なもんだぜ。
 
???
 あ、校長のズラずれてる笑 
 
???
 おいらっだぁ、声でかいって 
 
  隣にいるのは、青い髪とオレンジの
  髪をした派手派手しいふたり。
  青髪にはデリカシーというものは無いのか。
 
gt
 お前らうるせぇ 
 
  思わず話しかけると、青髪がバカに
  するような顔で呆れた声を出した。
 
???
 え……初対面ですよね? 
 
???
 ちょっとやめなよ
 この人絶対怖い人じゃん 
 
  オレンジ髪は小さい声で話しかけているつもり
  なんだろうけど、ちゃんと聞こえてしまっている。
  てか、青髪もなんだこいつ。
 
???
 あ、君どうせBクラスとかでしょ?
 Sクラスの俺に逆らってもいいわけ? 
 
gt
 まだクラス発表されてもねぇのに 
 偉そうなやつだなぁ
 
???
 ちょっと、やめなって 
 
???
 ぺいんとうるさーい 
???
 今更やめろって言われたって 
 やめないから
 
  青髪が腕を上げたかと思えば、
  パチンっ、と大きな音を響かせて指を鳴らした。
 
 
???
 そんで?口論になったから 
 能力使おうとしたと…… 
 
  阿呆やなぁ……そう呟いた教師。
  名前は鬱先生と呼ぶらしい。
 
ut
 ほんま凄いのが入学してきたもんやな 
 
  あの後、青髪が能力を使う前に、うつせんが
  止めに入り、俺は無事生還した訳だが…… 

  多分、うつせんが止めに入らなければ、
  俺はボコボコにされて負けていた。
 
gt
 ( この青髪は、それだけ強い能力者 ) 
 
gt
 お前の能力…… 
 
  ――ピンポンパンポーン
 
  『新入生は、能力測定会場へ移動してください。繰り返します――』
 
ut
 能力測定やって。説教は後でなー 
 

プリ小説オーディオドラマ