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やっぱり、テヒョンの体調はステージに響いたみたいで、4曲目が終わったあとにテヒョンは横になっていた
頭痛…かな…?かなり痛そうにしていた
横になってと言ったのも、あなたちゃんみたいだった
僕らが言うよりも、あなたちゃんが言った方がテヒョンは安心するのかな…?
僕らが、テヒョンと話してる時も、あなたちゃんはとても心配そうな顔でテヒョンを見ていた
テヒョンに酸素ボンベで息を整えさせるスタッフ、衣装を手早く着させる衣装さん、メイクを整えるメイクさん。
そして、テヒョンを1番近くで支えるメンバー達。
みんなテヒョンを心配していた
僕にも、酸素ボンベを持ったスタッフが来たけど……
とっさに僕はそう言った
ま、僕も体力は結構削られてたけど、それ以上にテヒョンが最優先。
お願い。テヒョン。最後まで頑張って………
そう心の中で呟いた
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!