第656話

piece646〜紫耀のパーカー
3,360
2020/10/07 03:48





準備が出来、

久しぶりに3人で

学校へと向かう。





駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
今日なんだけどさ、最後授業終わったら速攻で車に乗り込むからな?
星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
あいあいさー!
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
とりあえず早く終わったやつが終わってないやつの教室に行くっつう事で。
星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
了解!
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
???




猛の話しに

何の反応も示さないあなた。





猛と響は顔を見合わせ、

首をかしげた。





駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
あなた?聞いてる??
あなた

え?あ、ごめん、、、なんだっけ??

星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
どうしたの?体調悪い?
あなた

ごめんごめん、ちょっとボーッとしてただけ!

駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
紫耀と何かあった??




猛からのその質問に

ドキっとするあなた。




あなた

べ、、別に何もないし、、!





その動揺の仕方を見て

響がニヤニヤしだした。





星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
あ〜なるほどね。ふ〜んそうゆうことね(笑)だから紫耀のパーカー着てたんだ??笑
駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
え、そうなの?
あなた

もー無し!。この話し無し!

星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
これは黒だね!
あなた

ウルサイッッ!!

星野響(ほしのひびき)
星野響(ほしのひびき)
照れてるあなたも可愛いよ(笑)
あなた

別に、、照れてなんかないし、!!

駒瀬猛(こませたける)
駒瀬猛(こませたける)
あー、ついにうちのあなたも大人の階段登ったかー!笑
あなた

もー!タケちゃんまでやめてよ!!もう知らない!






あなたは2人をおいて

早歩きで歩きだした。





ちょうどそこへ

紫耀からの電話が。





平野紫耀
平野紫耀
《あなた??今大丈夫?》
あなた

ちょうど今学校行ってるとこ!どうしたの??

平野紫耀
平野紫耀
《いや、、そのー、、。》




紫耀はあなたに

何かを言いたそうだったが

しぶっていた。




あなた

何??笑

平野紫耀
平野紫耀
《大丈夫だったかなぁって。》
あなた

何が??

平野紫耀
平野紫耀
《目覚まし、一応早めにかけといたんだけど、、誰か来る前に起きれた??》




今朝の出来事を思い出す。





そういえば聴き覚えのない音の

目覚まし時計で目が覚めたんだ

とあなたは思った。





あなた

あの目覚まし、、紫耀がかけてくれてたの??

平野紫耀
平野紫耀
《うん。》
あなた

あとパーカーも、、。

平野紫耀
平野紫耀
《だって、、俺以外に見られたくないじゃん、、。》




電話越しでもわかる

紫耀の照れた声。






そんな紫耀の一面も知れて、

なんだか嬉しくて、

ついつい笑ってしまった。





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