トボトボと歩きながら、
楽屋に戻ってきたあなた。
ドアを開けると
そこには制服を脱ぎ
衣装に着替えている
2人がいた。
なんとも微妙な反応に
猛はすかさず
ツッコミをいれた。
あなたはとりあえず
精神を落ち着かせようと、
集中しながら
チューニングをしていた。
自分では集中しているつもりが
全然上手くいかず、、、
あなたはチューナーを使い
チューニングを合わせていった。
そしてさっき
颯斗からもらった
星のストラップを
ベースのストラップにつける。
ベースを首からかけると、
星のストラップが
ちょうど背中の位置に
くるようにつけた。
あなたはチューナーを
響のカバンになおし、
無心になって
ベースを弾いていた。
ーーーーーKing & Prince side
ノックの音がしたと思ったら、
次の瞬間ドアが開く。
すごい顔で睨みつけながら
祐奈に言う廉を、
海人は止めた。
そう言ってPrinceの3人に
頭を下げた。
そう言って
楽屋を出て行く
祐奈の背中に向かって、
廉は言った。
聞こえてか、聞こえてないか、
わからないが、
祐奈は振り返り、
ニコッと微笑んで出て行った。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!