第80話

79.ダメ。
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2024/11/23 08:31 更新



あれから、深澤さんからの連絡は時々来ていた












どんな言葉で返事していいか分からなくて









思い切って電話してみた

















深澤辰哉
深澤辰哉
📞『もしもーし?どしたぁ?』
あなた
いや、なんかどうしたらいいか…
深澤辰哉
深澤辰哉
📞『え、でも声聴けるの嬉しい』
あなた
そう、ですか…
深澤辰哉
深澤辰哉
📞『俺は寝る前だったわ、
……そっちは?』
あなた
わたしも、です。
深澤辰哉
深澤辰哉
📞『じゃあ、眠れるまで
このまま繋ぐかー?』




そう言って話し続けたわけだけど、





ものすごく居心地よかった。











やさしくて、柔らかくて、



少しずつウトウトしちゃう……
















深澤辰哉
深澤辰哉
📞『もうウトウトしてるの?』
あなた
はい……
深澤辰哉
深澤辰哉
📞『かぁいいね…』
あなた
は……?
深澤辰哉
深澤辰哉
📞『寝る前にあなたちゃんの声
聴けるの俺めちゃくちゃ幸せ…』
あなた
はあ……









そんな言葉をかけてもらえるなんて
思いもしなかったから……











なんだか、グッときてしまった。






















そのまま私は意識が飛んでしまい


朝を迎えたわけだけど……


























岩本先輩とだいちゃんと3人で遊ぶ
大事な約束にクソほど寝坊をかました。





























あなた
いやぁ、マジでごめんなさい
岩本先輩
岩本先輩
どうしたんだよ、らしくねぇじゃん
あなた
その、、深澤さんと電話してて…
岩本先輩
岩本先輩
は?!
あなた
え?
岩本先輩
岩本先輩
ダメ。
あなた
は?
岩本先輩
岩本先輩
するなって、深澤先輩とは。
あなた
なんでですかぁ、、
岩本先輩
岩本先輩
……好きになっちゃうって
みんな言ってたから。
佐久間大介
佐久間大介
へえ、そんなふうに
言われてるんだ?
岩本先輩
岩本先輩
うん……だからダメ。
あなた
なりませんよ、大丈夫です
佐久間大介
佐久間大介
そうだよ、あなたには
目黒がいるんだから!ね?
あなた
え?
岩本先輩
岩本先輩
は?
佐久間大介
佐久間大介
およ?















佐久間大介
佐久間大介
目黒、すっごく好きらしいよ?
あなたのこと!!!
あなた
……それはどうだろう?
岩本先輩
岩本先輩
ふーん。
佐久間大介
佐久間大介
目黒と向き合ってみれば?
岩本先輩
岩本先輩
だけど……
佐久間大介
佐久間大介
掟ね、ハイハイ。
目黒に待ってもらいな、卒業まで。










やはり、、、














どうしても、ダメなんだろうか……














もしその掟を破ったら、






一体どうなっちゃうんだろうか?
















なんて考えていた矢先だった。
























佐久間大介
佐久間大介
あ、あれ目黒じゃね?
あなた
あ、ほんとだ…
岩本先輩
岩本先輩
部活帰りだろうな?
佐久間大介
佐久間大介
おーい!目黒ー!!!!
あなた
えっ!?ちょっと!!









すると、颯爽とこちらに向かってきた。














目黒蓮
目黒蓮
先輩たち!こんにちは!!
みんなでおでかけ、いいですね!
岩本先輩
岩本先輩
おう、部活おつかれ。
目黒蓮
目黒蓮
あ、そうだ、あなた先輩?
あなた
ん?
目黒蓮
目黒蓮
今度、みんなで遊びに行こうって
阿部先輩とみやび先輩から
お誘い来てるんですけど……
あなた
ふーん、行ってきなよ?
目黒蓮
目黒蓮
あなた先輩もですよ?
岩本先輩
岩本先輩
は?
佐久間大介
佐久間大介
およ?
あなた
え、なんで?
目黒蓮
目黒蓮
いや、わかりませんけど…
あなた
……
目黒蓮
目黒蓮
じゃ、俺、、、
部活仲間で飯行くんで!じゃ!
あなた
うん、ばいばーい









え?なんで?どゆこと?と思っていると……













佐久間大介
佐久間大介
ぜっったいダメ!
あなた
え?
岩本先輩
岩本先輩
んー、俺もダメな気がする。
あなた
え!
佐久間大介
佐久間大介
……あなた、傷付くと思うよ。
岩本先輩
岩本先輩
うん。










その言葉にわたしは少しガッカリした。
















でも、そうだよね……






きっと、、行っちゃダメだよね……




















その後、3人で遊ぶというのに、


なんだか、気が気じゃなくて









なんというか、














すこしだけ、寂しかった。
















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