第4話

第三章
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2024/05/09 23:55
そんな俺は軍に行ったり来たりして情報を垂れ流しにしていた。
sha
ーーーやから、気を付けたほうがええで。
gr
そうか...
os
え~彼奴らそんな事するんか...
tn
やっぱりこの案じゃダメやん。考え直しや
ht
今回は俺行けた気がしてたんだけどな...
kn
いやーね。うん。軍の意見が入るとやっぱりちゃうね!
ut
あっそ
ni
A国は腐っているのに武力だけはピカイチなんだな。
rbr
え~nknk国の国力を引きづってるだけやないの?
ht
長すぎない?
gr
して、シャオロンよ。稀に思うのだが何故そこまで詳しい。
sha
え?
gr
自分で言っていただろう。そこまで高い役職にはついていないと。
sha
あ~...そ、そうやね...
この時の俺は魔法使いだってバレたら馬鹿にされるし、怒られる気がしていたから何も言い出せなかったんや。
ちなみに今も魔法使いなのを知っているのは大先生だけやで。
sha
(絶対に革命させる為に協力してるんやから別にええやろ)
gr
まぁ、有り得ないとは思っているが、まさかA国からの刺客です。なんてことはないよな?
sha
いやないない!!!
sha
ま、まぁ何でそんなに詳しいか気になるん...?
os
気にはなるな。
ni
教えられることなのか?
sha
...()
sha
ま、俺前回の革命軍にも協力してるんだよね...
tn
前回の革命軍?そんなん居るん?
sha
正直に言って、まぁ、そうなんやけどさ、だからその時の話を参考にして情報を流してるって感じや
sha
(まぁ前回どころじゃなくて全てなんやけど。ほんと、見た目替えられるの便利やなぁ)
gr
そんなにこの国は革命が起きているのか。
kn
変わってないってことは全部だめやったんやな。
sha
俺はこれが2回目や。なんとしてでも革命を成功させたいねん。
os
ほーん?
ht
ちなみになんで?って言ったら答えてくれる?
sha
あ~それは答えられへんかな...
sha
(俺はお前ら裏切らんけど革命終わったらもう会わへんと思うし)
sha
(というか、関わる予定はないしな。)
sha
(悠々自適に過ごしたいんや。ま、魔法使いであることを隠しながらやけど)
tn
凄い気になる点があるが、協力してもらえとるんやから別にええんやない?
rbr
せやな。シャオロンはまた軍に戻るんやろ?
sha
うん...
ni
へまだけはすんなよ。
sha
(一度だってヘマしたことないわ)
俺はこの時はこの革命軍なら絶対に次こそ成功するとわかっとった。
やから、此奴らに俺は管理されなきゃいけないのかもしれないと考えるといてもたってもいられなかった。
俺は管理されたいわけやないんやって。
この時は過労に過労を重ねとって、nknk国の時の接され方なんて忘れとったな。
人間は全て魔法使いを利用する悪い奴らなんやって疑いもせんかったし、
此奴らも国の長となったら俺を切り捨てるんやって思っとった。
いっその事、この革命がまた失敗したら世界魔法使い連合に入ろうって思っとった。
革命までに俺は何度も何度も考えてたんや。やから正直疲れとった。
人間の幸せそうな笑顔を見ることもなくなって、皆不満そうで、魔法使いの事なんてファンタジーだよ!って笑うような奴も国には居らんくて、限界やったんや。
sha
(失敗、せんよなぁ)
なんだかんだ言ってめっちゃ不安やった。
sha
ここで切るけど...この先聞きたいぃ?
ut
革命してた時のしゃおちゃん視点の話聞きたいから、聞きたい!
ut
と、言うよりもっと小話聞きたいんやけど...
sha
え?そんなに聞きたいん?
ut
せやな
sha
あぁ〜ま、考えとくわ。
ut
えぇ....(困惑)
sha
じゃ、続き行くで?
ut
おっけー!
 

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