第12話

#12
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2024/03/26 01:07 更新












Hotoke
(そんなこともあったなぁ......)





回想は終わり、現実と向き合わなくてはいけないこの状況に正直言って、戸惑っている。




なんでいつもこう展開が早いのかは知らないけれど少しばかり自分の頬が熱を帯びていることだけは理解出来た。






If
おい、聞いてんのか?
Hotoke
.....聞いてますけど。
Hotoke
なんなのさ。
Hotoke
さっきからずーっとこの体勢!
きついんですけど!!
If
俺はキツくないで?
Hotoke
あなたの事を言ってるんじゃないですけど
If
ツンデレ過ぎて心が....




そういいながらも変わらないこの視点に嫌気がさす。

どんなに恩人だったとしても嫌だ。



Hotoke
膝枕なんてして得あるの?
Hotoke
ないでしょ
If
はぁ?あるに決まってんだろ、
If
見下ろすのは気分がいいからな
Hotoke
.....〜〜〜っ!!
Hotoke
ほんとにイラつく!!



そう。


数時間前からずっと膝枕。

こいつは脚が細いから頭と首が骨にあたって痛い。


遠回しに自慢しているのかと問いたいくらいだ。


Hotoke
ねぇーー。まだー?
Hotoke
早く帰りたい。つまんない。
If
......なんでそんな事言うの
Hotoke
やだ。触んないで。
Hotoke
泣きそうな顔しても無駄だからね
If
やっと稲荷と付き合えたのに......
If
なんでそんなこというの.....?
Hotoke
は......?え、ちょっと...!
Hotoke
ね、ねぇ!は、なんで.....



どんどん目に涙が溜まっていく猫宮。


いつもの面倒くさい絡みかと思ってたのに、

なんで泣きそうな顔するの。



Hotoke
え...ぁ、ご、ごめん......
Hotoke
そんなつもりなくて......ごめんなさい、



僕もつられて泣きそうになる。


ちょっとずつ涙腺がバグってたらしくて。



目の縁に涙が溜まり始めた。









If
.........うっそー
If
泣いてないですー!
Hotoke
.....は?
Hotoke
は......?ち、ちょっと待って、
If
可愛かったぁ......♡
If
稲荷の泣きそうな顔まじかわいい♡




我に返った。


確かにおかしいと思っていたんだ、と自分を正当化する。



こんな奴に騙されるなんて、僕も相当だな。




Hotoke
......まじ最低!!
Hotoke
別れる!!
If
無理でーす
If
俺が稲荷の写真持ってるんだから♡
Hotoke
はっ......!
Hotoke
(忘れてた.....)
Hotoke
(なんでこんな奴に見つかっちゃったんだろ....)


後悔してもしきれない写真を目の前に見せられて焦りと不安と憎しみが生まれる。






If
じゃあ、
猫宮が切り出して来る。


ろくな事がない。

If
俺が稲荷のこと落とすから。
Hotoke
......は?










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