第100話

5
559
2024/07/29 14:24
大我Side




まったくやらかしてくれるようちの双子は




怒る方だって苦労してんだからね?




北「ごめんなさい、、」




膝に乗せたら、すぐに聞こえてきた「ごめんなさい」



反省してるっぽいけど



してないのバレバレ



心の中じゃ樹が悪いって思ってるんでしょ


でも樹みたいに考えなしじゃないから態度に出してないんでしょ

頭いいからね北斗は



ちゃんと反省してよ?






大「とりあえず20ね?」






パァァンッ


パチイインッ


パチィン


パァァンッ


パンッッ



北「ん゙っ、いたぁ、」



パァァンッ


パチイインッ


パチィン


パァァンッ


パンッッ


北「ぃ゙ぃっ!やだっ、!」



パァァンッ


パチイインッ


パチィン


パァァンッ


パンッッ




北「反省してるからぁ!」

  


15くらい叩いたら、腕がにゅっと伸びてきて



片手でお尻をガードする



 
大「、、北斗手。」   




北「ごめんなさい、、」



大「今はごめんなさいの時間じゃない。それに反省してるんだったら手戻せるでしょ」




北「だって、、」



ほらね


口ではごめんなさい言ってるけど


体は素直


バチンと庇ってる手を叩けば、反射的に逃げるけど


逃さないよ?


手首を掴んで、背中に押し付ける





北「!やだっ!ごめんなさいっ!」




大「後5回だから」




パァァァンッッ



パァァンッ


パチイインッ


パチィン


パァァンッ







大「ん、おわり。ちゃんと優にぃの話聞けるならそこに正座」
  



北「ん、、」




うっすら涙を浮かべて、おとなしく正座する



お尻はまだほんのりピンクなんだけどね








北斗Side




2人並んで正座して


お尻が痛いから少しモジモジしながら優にぃの話を聞く





優「あのな、ゲームするなとは言わないけど、時と場所を考えろよ〜〜〜」




ながながと続く優にぃの説教



でも樹は、この短時間でなにがあったの?ってくらい態度が改まってて



素直なんだよ?


もう反省してるんだよ?



ちょっとくらい軽く、、

てかもう見逃してくれてよくない?



でも現実はそんな甘くなくて




優「じゃ、お仕置きね」



そう言ってまたお膝に逆戻り



優「んー、、とりあえず50終わったら交換ね」





しれっとそう言うけど


交換ってなに、?!



合計100叩かれるってこと!?



無理無理無理無理!!!




でももうとっくに等に俺らは膝の上



覚悟なんて決まってないけど



とりあえず唇を噛み締めて


大にぃのズボンをこれでもかってくらい握りしめて


降ってくる平手を待つしかなかった

プリ小説オーディオドラマ