ふぇ?
ここぉ、どこぉ?
※作者はハートをつけることは諦めています。
ふなぁ!?ひ、人が出てきたんだぞ!?
え!?入学式はおととい?くらい前に終わったのに!?
にゅ、入学式ぃ?今って冬じゃなぁい?
…あ、はは(うわーぶりっこでたー)
ふな…
と、とりあえず…学園長のところに行こうか…
…それで、私のところに来た、と。
そうなんです…
えーと、あなた、何か身分証明になるようなものは?スマホとか…
スマホはあるんですけど充電切れちゃってるんでぇ、代わりに小学校の学生証明書でもいいですかぁ?
ええ。構いませんよ
私、優しいので!
あ…そうなんですねぇ…
なになに…?SS学園初等部手芸科山本美海亜
学園所在地…ニホン!?
?
えええええ!!
ど、どうしたのぉ!?
わ、私とおんなじ!?
え?え?
ユウ説明中…
あー…なるほどねぇ
す、すごい精神力なんだぞ…異世界に飛ばされたってのに微動だにしないなんて…
まあ…元々いたとこでも結構あったしぃ、慣れちゃったぁ!
(慣れるものなの!?)
そうですねぇ…とりあえず、ユウさんと同じ、オンボロ寮で過ごしてもらいましょう
オンボロ…寮ぅ?
床に穴空いてそうな寮だねぇ…
ハハ…
そうだぁ!これから一緒に暮らす?みたいだしぃ
このことについて話さないとだねぇ
この事…?
笑わないで聞いてねぇ?
私ぃ……
ぶりっ子が趣味なの
え!?
ふな?!
変だよねぇ…こんな趣味…
それでも曲げたくない
自分の『好き』に妥協したくない
諦めたくない
どんなに似合ってなくたって、変だって
私が好きだから
だからぁ、この口調なんだぁ!
そうだったんだ…でも自分の好きなことを堂々と好きって言えるなんて、山本さんはすごいね!
かっこいいんだぞ!
ありがとぉ!それとぉ、多分同い年?だと思うからぁ、好きに呼んでいいよぉ!
じゃあ、美海亜って呼ぶね!私のことはユウって呼んで!
よろしくねぇ、ユウ
うん!よろしくね!
そういえば学園長、今日美海亜ちゃんどうするんですか?
そうですねぇ…ユウさんと一緒に授業を受けてもらいましょう
何か、不思議な力を感じますので野放しにしておくのもよくないですし
不思議な力ぁ?
…確かになんか甘い香りがするんだぞ
それは香水だと思う
…w
さあ、そろそろ授業が始まってしまいますよ!
ああ、それと。先ほどユウさんも説明してくれましたが、ここ男子校ですので
身の回りには気をつけてくださいね
はぁい
教室にて
…というわけで、ユウと同じく異世界からやってきた美海亜だ。
よろしくお願いしまぁす!
…まあ…仲良くするように
席は…ユウの隣だ
わかりましたぁ
よろしくね美海亜
うん、よろしくねユウぅ!
えぇっと…この人がエース。私の友達だよ
…
よ、よろしくねぇ…
…ハハ…こっちがデュースだよ
よ、よろしく…
よろしくねぇ
おいエース!ちゃんと美海亜に挨拶するんだぞ!
はぁ?なんで俺がこんな気持ち悪いぶりっ子に挨拶なんてしないといけないんだよ
エース!!
大丈夫だよぉ、大体みんなそんな感じの反応するからぁ
もう慣れちゃった!
…だ、だとしても今のはよくないと思うぞ
そうだy
静かにしろ、bad boy!
すみません…
チッ…
なんやかんやで授業は終わり
美海亜、ご飯一緒に食べよ?
うん!
なんでコイツと…
エース!!美海亜のこと悪く言わないでよ!
あ、えっと…わ、私は大丈夫だよぉ
ッチ…
エ、エース…今日は別のところで俺と食べよう…な?
言われなくても!いくぞデュース
ごめんねなんか…
ううん、大丈夫だよぉ
その後もいろいろ言われたりしたが、無事一日目は終了
オンボロ寮にて 夜
やっと一日終わった…エースったら、なんで話も聞かずにあんなに毛嫌いするんだろ
ぶりっ子はなんか悪役イメージ強いからねぇ…
でもあそこまで言う必要ないんだぞ!
いいの、すぐにわかりあうのは難しいもん
前のとこでもこれ理解してもらうのにだいぶかかったしねぇ
それに、好きなことを曲げたくないっていう私のわがままに付き合わせちゃってるわけだし
エースがああいうのも無理ないよぉ
美海亜は優しいんだね…
そんなことないよぉ
コンコンコン!
わわ!上から埃が!?
ちょちょちょ…誰ぇ!?
今出るから!扉叩くのやめるんだぞ!
ガチャッ!
…って…エースゥ!?
…寮長のタルト一切れ食べて追い出された
…タルト一切れでおいだすって…厳しくなぁい?
元いた学校なんて刀持ってても注意されなかったのにぃ
それは異常だよ!?
…ん?それ俺様が入学式の時つけられたヤツなんだぞ!
うっせ……その女がいんの癪だけど…止めてくんね?
…美海亜のこと悪く言わないで…まぁ、泊まるのはいいけど、ベッドは定員オーバーです。ソファでどうぞ
ソファ!?入れてくんね?ベッド
やだよ
えぇー!?
あ、私がソファで寝るよぉ
敷布団さっき作ったから使っていいよぉ
あの水色の敷布団自作だったの!?
うん!手芸科だから、裁縫道具と布と綿はいつでも持ってるよぉ
それにしてはクオリティすごくない…?自作であれって…お店出せるよ
出してたよお店
出してたの!?
うん、学園街で服屋出してたぁ
学園街…?
私が通ってた学園は、すごく大きくて街が学園なんだぁ
生徒会の人たちを中心に、外部の人も雇いながら街を生徒だけで経営してるのぉ!
あ、資金は学園から出るけどねぇ
すごいね…
…んで?出してくれんの、布団
ちょっと、その言い方はないでしょ
待ってて、今出すからぁ
はい!粗末なものだけど…
市販?
自作だよぉ
ま、いいわ
俺もう寝るから。
もう…!
おやすみー
美海亜もなんかいいなよ…
本人が気にしてないならいいと思うんだぞ…
それもそうなのかなぁ
いいねして作者を応援しましょう!
ファンタジーの小説
もっと見る- ファンタジー
13歳の最強…?国王サマ、これでも国王なんです
やぁやぁ! 俺(女)は13歳で国王やらしてもらってる◯◯やで! いつもは日本なんやが… キミ達は俺等の正体に気付けないみたい 俺等舐めたらアカンってこと、とくと教えこんだるで! ちなみに愛されとかは無し!! なぜなら主が夢主愛され地雷だからだ!!
favorite 15grade 20update 4分前 - ファンタジー
私、今はとても幸せです
ある女の子がMACHATU-Aに拾われて愛されると言うお話です!
favorite 0grade 0update 6分前 - ファンタジー
mmmr、幻想入りしたようです。
あらすじぱくぱく(後から書くかも)
favorite 1grade 3update 6分前
コンテスト受賞作品
もっと見るONE N’ ONLYオーディオドラマ原案コラボコンテスト
公式TikTokの注目動画
もっと見るチャレンジ小説
もっと見る- ノンジャンル
はじめまして、今からあなたを殺します
依頼をすればどんな人物も殺してくれる殺し屋がいるってことをウワサで聞いたことがある。 どうやら私はその人に拾われたみたいだ。 第1章 1話~16話 ちょっぴり残酷な表現がはいります。
- 恋愛
夢と記憶と、君との恋
――私は時々、夢を見る。 小さい頃の私が、誰かを必死に守っている夢。 誰を守っているのか、何から守っているのかはわからない。 だけど、必死になって守っている。 ――ねえ。 あなたは、誰? ☆アイコンをタップするとキャラの設定が分かります☆ ※アイコンの出典 女子→こんぺいとうメーカー様 男子→はりねず版男子メーカー様 ありがとうございました! ☆6/13 チャレンジ小説にしていただきました。ありがとうございます! ☆6/20 チャレンジランクがシルバーにアップしました。ありがとうございます! ☆6/27 チャレンジランクがゴールドにアップしました。ありがとうございます!
- 青春・学園
最恐霊感女子の学園生活
「御守り」を手に、徐霊をする。それが私の役目。 【最恐霊感】は誰にも知られちゃいけない。 誰の目にもついてはいけない。 潜り抜けてはまた現れる霊。キリの無い、決められた、苦しみに満ちた私の人生。 なのに、何で今更、救いが出来てしまうの__? 油断できない、私の学園生活。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。